事務所の若旦那の机の上になにげなく置いてある携帯電話のパンフレット。
その表紙には「VERTU」と書いてありました。日本では見慣れないその名前に、何気なくパンフレットを手にとって見てみると、これまでの日本のメーカーから発売されている携帯電話とは、そのかたちも質感もまったく違う携帯電話の写真が掲載されていました。イギリスの職人によって、ひとつひとつ手作りされたその携帯電話は、高級レザーや貴金属、宝石などが惜しみなくボディーに使用されています。
加えてコンシェルジュキーを押すだけで、24時間、コンシェルジュサービスを受けることが可能になるそうです。若旦那に聞いてみますと、先日の社員旅行で香港の空港でもらってきたパンフレットだそうですが、なんと銀座にも「VERTU」の直営店がオープンするそうです。
日本の携帯電話が若い年代をターゲットとして、多機能性を追求して開発されてきたのに対し、さすがイギリス!ラグジュアリーな大人の携帯電話を提案してきました。これまでの日本にはないセンスの携帯電話に、少しばかり惹かれました・・・が、そんな気分もつかの間、なんとこの携帯電話一台数百万円するそうで、月額の基本料金だけで5万円以上すると聞いて、あわててパンフレットを机の上に戻しました。
2011年には、世界の携帯電話の周波数がある程度統一されることにより、世界中から携帯電話が日本に入ってきます。これから日本の携帯電話事情も大きく変わっていくことと思います。
VERTUホームページ