皆様、大変ご無沙汰を致してしまいました。
真太郎も先日27日に無事生後2ヶ月を向かえる事が出来ました。
体重 5、540グラム
生後1ヶ月検診の時の体重から、1,218グラム増加しています。
1日平均約40グラムの増加です。
阿智村の保健師さんが自宅まで様子を見にきてくださいました。 最近の様子を保健師さんとお話している間も、真太郎は声を出し、まるでお話に加わろうとしている様子です。声のするほうもしっかりと目で探します。
残念なのは、出産前「子供の健康な成長を考えた時、100%母乳で育てたい!」という私の希望は、今は叶わず、ミルクでの育児が主になっていることです。男の子は女の子よりも身体も弱いと聞いていたのでなおさらです。母乳の免疫力は、子供にとっても一番良いと聞いていました。
出産を迎える頃から、調度旅館も転換期を迎えており正直なところ、なかなか気持ちが子供へ集中して上げられませんでした。生まれたばかりの真太郎を母に預け、母乳をあげられず過ごすことを重ねるうちに、どうも母乳の出が悪くなっていたようです。
なんとなく成長と同時によく泣くな~???
と思っていた理由に、男の子だから女の子より甘えんぼさん?
お腹が満たされない?
と考えていたのですが、何としても母乳は出続けて欲しい・・・と思っていたので、ミルクを足すことに抵抗を感じて頑張ってしまっていともあります。
その結果、夜も2時間おきには起され、昼もほとんどかかりっきり、上のお姉ちゃん(麻琴)はやきもちと寂しさが重なり、必要以上に手がかかる・・・・ 挙句の果て寝不足と育児に疲れ始め、ストレスからヒステリックになっていた自分に気づくまで、少し時間がかかりました。
麻琴の事を思ったら、母親として少しでもゆとりを持ち、子供に意識を向けてあげることが大切でした。旅館に行かなくてはならない日が多々増え、必然的に早くから母がミルクをあげてくれておりましたので、麻琴の時に比べればスムーズに切替が出来ました。
「お腹が満たされれば良い子に3時間は寝てくれるよ!」といった母の言葉を4~5回聞いた後、私がいるときでも、ミルクを足すようにしました。
おかげで授乳のペースも落ち着いてきたのか、少しまとまって眠ることが出来るようになったことで、若女将の日記をこうして開けるゆとりが持て始めました。
出産直後から、赤ちゃんのために母乳を出そうと、何度でも乳首を吸わせて、風が吹くだけでも痛みを感じ、かさぶたができても我慢をしながら必死になって母乳を出しました。母乳が出て、満足そうにおっぱいを飲んだ時の真太郎の顔、私の母としての満足、安心、幸せを今も忘れません。
「真夜中に 吾子子泣声に 我が乳の腫る痛みさえ 深き悦び」
「我が乳を 無心に頬張り 笑み返す 黒き瞳に 全てが癒える」
今までの分も、少しさかのぼって若女将の日記を書いてまいりたいと思います。
是非、今までと変わらぬご愛読をよろしくお願い致します。