今月から、スタッフの「ちょっといい話コーナー」を作りました。
そのきっかけは、以前内務グループに所属されている石田伴二さんが、時々自主的にお話をしてくださることでした。
私の理想としているイメージは現場スタッフが創り上げる、現場のためのミーティングです。
自分達の毎日の仕事が、どのような結果を導いているのか?
今月や来月は、どのような全体図の中で、どのように取り組めば、自分の存在が役に立ち、さらには結果を作れるのか?
或は、自分達はどのような結果をもたらすために今月取り組めばよいのか?
そんな、「所属していることへの満足が得られる」ような時間を作りたいと思っています。
それが、私個人的にはなかなか理想の形に持っていけていないような不安を消せず、毎回自問自答しています。
会社側の自己満足では、嫌なのです。
みんなの貴重な時間を使って、集まっていただいています。
少しでも意味の有る時間となってもらいたい。
それが、続いて深まるにつれて、自分の仕事にも会社にも誇りを持った集団として連携を図り、自己の向上につながって欲しいと感じています。
石田伴二さんがお話を始めたとき、それまでの空気が1辺してみんなの「気」を感じたように思いました。そのとき「あ~、やっぱり、同じ現場で働く仲間の言葉は、心を引くものだな」と感じました。
私自身もとても嬉しかったです。
気持ちのない方では、このようにはいきません。と同時に、勤めてくださっている方の考え、思い、志が伺えたことも大変な喜びにつながりました。
石田さんがたまたま、志の高い方だったからかもしれません。
そう感じることが出来なくて、逆にがっかりすることもあるのかもしれません。
でも、人前で自分の考えや気付きを話すということは、自分で考える力を養うよい訓練だと思います。
学生の時も有りましたよね。
朝の会とか夕方の会で、1分間スピーチ。
そんな感覚で取り組んでいただこうと思います。
ましてや、会社には年齢問わず人生の先輩方がたくさんいらっしゃいます。
そんな皆さんのお話を聞けることは、素晴らしい学びとなるはずです。
私も学びたいです。
ちょっと急ですが、楽しみです。
今月の「ちょっといい話」は今、日本航空建て直しに多大な貢献をされている稲盛和夫氏が書いた「考え方」という本からの抜粋でした。
「人間の人生 = 能力 + 努力 + 考え方」あということです。
能力は体力的なことも考えると大体決まっています。努力もその人、人で努力の内容が違います。
でも、考え方一つで人生のあり方というのは、+100にも、-100にもなるんですよ。
というお話です。
お話も上手で、その場が「ぱっと」和やかになった気が致しました。
本当に有難うございました。
私の辞書にしっかり書きとめ、これからの人生に生かして行きたいと思います。