時代は本当に繰り返してきたのでしょうか・・…?
今回の牛や豚の口蹄免疫の感染拡大は、ある日突然私の情報として飛び込んできたような感覚です。現場の当事者たちは、どれほど深刻でしょう。
実際、石苔亭いしだにおいても牛肉を食事として扱っている以上、卸先では深刻な状況を心配しているはずです。
その対策として、先日「ワクチンの接種を開始した」と報道で知りました。
これ以上、かわいそうな牛や豚達は食い止められる・・…とほっとしたのもつかの間、
感染を封じるため、ワクチンを接種するのですが、接種された健康な牛たちは感染したとして後日結局は殺処分されると言うではありませんか。たくさんの牛や豚たちの埋められてゆく映像が目に飛び込みます。
やりきれないですよね。
東国原知事も立派です。多くの県民の思いを知りながら、対策を信じて対応してゆくしかありません。文句ばかり言っていても解決にはならないものです。
それにしても、今回殺処分対象の牛5万頭、豚15万頭、合計20万5千頭。それ以前の処分対象を合わせると約32万3千頭と表示されていました。
想像がつきません。思わず、胸が詰まって涙が滲みます。
阿智村の総人口数は、6千965人
飯田市の総人口数は、10万5千450人です。
その約3倍にもなる数ということですよね。
これがもし人間社会におきたとしたら、かるく町1つなくなっているということですね。
やはり、同じような対策に出るのでしょうか?
命の重さを考えさせられます。
この口蹄疫というウイルスは、どのようにして、何のために生まれたのでしょう。
環境が汚染されたことが原因なのでしょうか?人間社会が生み出したのでしょうか?
なんとなく、考えを深めることを無意識のうちにやめようとする自分もいるように感じます。
ただ、漠然と矛盾といら立ちがくすすぶります。
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