若女将の日記

中村屋キャラバン1周年記念イベント!!

9月14日に中村屋キャラバンは1周年を迎えます。これもすべて今までキャラバンを支えてくださった多くの皆様方のおかげだと深く感謝しております。

1周年を記念いたしまして9月14日・15日と、1周年記念イベント「ザッツ★ラーメンテイメント」と銘打ちました催し物を開催いたします。「ラーメンテイメント」とは、「ラーメン」と「エンターテイメント」を掛け合わせた言葉です。

言葉どおりイベント当日は中村屋ラーメンばかりではなく、牛肉の串焼き・ヤマメの焼き物・おからドーナッツなどの屋台が出たり、地元のバンドの皆さんや伝統芸能の皆さんの舞台などもあり、食べて美味しい、聞いて楽しいイベント内容となっております。

１周年の感謝の気持ちを込めまして、この日は１杯５００円にて中村屋ラーメンをご提供させていただきます。

9月15日には、中村栄利シェフが来店されます。

なんと、「花の料理人」で披露された幻のラーメン「中村屋のカレーラーメン」が、特別限定３０食のみ販売されます。本店でもオンメニューされていない究極の特別メニューを、どうぞこの機会にご堪能ください。

中村屋キャラバンプレゼンツ「ザッツ★ラーメンテイメント」

★開催日　９月１４日（日）・１５日（月）

★時　間　１８：００〜２２：００（但し、スープがなくなり次第終了）

★出演アーティスト　

　　　　　和太鼓アンサンブルTOKARA

　　　　　塩原　良（和太鼓）

　　　　　うみたこ（二　胡）

　　　　　あゆみ太鼓

　　　　　華　　樂（和太鼓）

　　　　　レビュー＆ウィリアムエイプルズ（バンド）

★１５日は中村シェフ来店（特性カレーラーメンのご提供は１５日のみです）

栗矢の無礼講、連日盛り上がっています。

9月3日〜毎晩行なわれております栗矢神社での「栗矢の無礼講」ですが、今晩で1週間がたちました。今日の出演は、若旦那が太鼓を教えている「華樂〜かぐら〜」のメンバーです。南信州は神楽舞などの伝統芸能が今でも多く残されている土地で、そこから名前を取ったのが「華樂」です。

今回の舞台では「草薙〜くさなぎ〜」という曲と「六花〜むつばな〜」という曲の2曲が発表されました。いずれも若旦那が作調した曲です。通常は据え置きの宮太鼓での演奏ですが、華樂初の「抱え太鼓」での演奏というのが、今回の舞台の見どころです。

無礼講の後に行なわれます夜市では、最近になって小学生が学校の帰りに採って来た栗や、収穫したばかりのみょうがなども袋詰めで売られるようになりました。梨やりんごも甘みがのってとても美味しいです。

先日も神社の大杉にムササビが飛んできました。初日にも顔を出したムササビだと思うのですが、どうやら太鼓の音や夜市の様子を見物しに頭の上を飛び回っているのだと思います。

9月14日には栗矢地区の皆さん方によります手作り花火の奉納もございますので、どうぞお出かけくださいませ。

石苔亭いしだのキャンプ

毎年恒例となっております石苔亭いしだの夏のキャンプがありました。根羽村にあるネバーランドのコテージを借りての懇親会です。

板長自らが魚介類やお肉を焼いてくれたり、ネバーランドの美味しいソフトクリームを食べたりしながら、忙しかった今年の夏の慰労会は深夜まで盛り上がりました。残暑厳しい9月ですが、さすがに標高が800メートルを越える根羽村では、夜になるとどこからともなく涼しい風が吹いてきて、すっかり秋の雰囲気でした。

空にはお月様が出ていて星もきれいに輝いていました。時折、チカチカと点滅をしながら夜空を横切っていく飛行機の光が、コテージの賑やかさとは別になにかとても神秘的でした。

夜空に打ち上げられた花火が、本格的な夏の終わりを告げていました。

温泉へGO！秋祭りロケ本番

心配されていました雨も降らず、夕方6時からドラマ「温泉へGO!」の秋祭りのロケがスタートしました。今回ドラマで撮影される秋祭りは、昼神温泉で実際に行なわれているお祭りがモチーフとなっています。

阿智川の河川敷には俳優の皆さん、エキストラの方々、スタッフの皆さん合わせると200人ほどの人たちが集まりました。一つのお祭りをなにもない川原で、再現するわけですからそれは大変です。実際に私たちのお祭りでも着ている白いはっぴやさらしを身に付けた出演者の皆さんが、ずらっと勢ぞろいするのを見ますと、自分達の温泉郷でやっているお祭りでありながらも、あらためて「いいお祭りだなあ」と惚れ直すほどでした。

矢口プロデューサーや山内監督からお話を伺うと、昼ドラでこれだけの規模のロケはそうそうないとのことでした。モニターを通して見させてもらいましたが、確かにセット中心のお昼のドラマで見たことのない影像の充実度です。最新型のカメラもこのお祭りの撮影のために持ち込まれたそうです。

この秋祭りがメインとなってくる5週目そして6週目は、台本を読んでいるだけでも心にジーンと来るものがあります。特に若旦那はこの昼神温泉のお祭りを一から作り上げてきたこともあって、ドラマの設定や台詞のひとつひとつに自分を重ね合わせているようでした。

この秋祭りの撮影は深夜3時まで及びました。

秋祭りの場面が放映されますのは10月1日〜3日までです。どうぞお楽しみにしていてください。

温泉へGO！秋祭りロケ準備

今回のドラマロケはかなり大掛かりな撮影になっています。

明日、旅館前を流れる阿智川の川原で行なわれる「火振り」の撮影を前に、昨晩は、厄年の皆さんによる松明行列の撮影や、黒丑舞の撮影が石苔亭いしだの前の道で行なわれました。

厄年役の皆さんは、地元阿智村の消防第5分団の皆さん方で、今回の撮影を快く引き受けてくださって、白はっぴ、さらし、白足袋の装束で、夜遅くまで撮影にご出演いただきました。

いよいよ明日は劇中の秋祭りのクライマックスである「火振り」のシーンの撮影があります。実際のお祭りは広場で行なわれるのですが、今回はよりドラマティックにということで、阿智川の河川敷に特別に舞台が組まれたり、テントが張られたりして行なわれます。

出演者の皆さんやスタッフの皆さんが河川敷に降りていきやすいように、川原へ降りていくところに階段が作られたり、川の中に火の玉が投げ込まれるポイントが作られたり準備が着々と進んでいます。心配なのは天気だけです。予報では雨のマークも出ていますが、エキストラが100人ほど集まってのロケとなりますので、なんとかもってもらいたいと思います。

温泉へGO!〜御宿さくらの帳場〜

TBS系ドラマ「温泉へGO!」の第5話が放映されました。毎日、お昼の時間になるのが楽しみです。私どもの旅館はチェックアウトが午後1時ですので、お客様のお見送りなどがありますと、ドラマを見ることができないことがあるのですが、今のところ見続けることができています。

実は私も「温泉へGO！」のドラマに出演？しています。

と言いましても、ドラマの中での出演ではなく、ドラマの間に流れる「かぶちゃん農園」の“ブランディ市田柿”のコマーシャルに出ているのが私です。2日に一度くらいの割合でコマーシャルが放映されているようですので、少し恥ずかしいのですが、「かぶちゃん農園」のコマーシャルを是非ともご覧になってくださいませ。

先日、若旦那がドラマの撮影が行なわれている緑山スタジオへ行ってきた話をさせていただきましたが、御宿さくらの帳場の写真を見て、細かなところまでこだわった作りこみに驚きました。

テレビの画面を通しては、なかなか見ることはできませんが、帳場の壁にはきちんと「食品衛生の表彰状」があったり、いしだの経理部長が実際に書いたコピー節約の張り紙がそのまま使われていたりしました。

なんとそれらセットの張り紙の中には、館内の内線番号を書いたものもあり、その番号も部屋名も実際に私たちの旅館で使われているものそのものでした。ひとつだけ違ったことは、石苔亭いしだの帳場より御宿さくらの帳場の方が、“とってもきれい”ということです。（特に若旦那の机の上）

撮影に入られる前に美術の皆さんが、石苔亭いしだの帳場の写真を何枚も撮影されていった理由がよくわかりました。

来週の6話が楽しみです。

温泉へGO!撮影現場へ･･･。

若旦那が現在、緑山スタジオで行なわれています「温泉へGO！」の撮影現場へ行ってきました。ドラマの中で登場する「湯屋守様」の撮影が行なわれているからです。

「湯屋守様」は、昼神温泉の冬の行事として、3ヵ月の間、各施設の前に悪いものが入ってこないように安置されるワラの守り神です。今回は、ドラマの中のひとつの大切なアイテムとしてこの「湯屋守様」が出演します。

石苔亭いしだの庭の剪定をお願いしている横前造園さんが、事前に緑山スタジオに行って、スタジオで湯屋守様を骨組みから作ってくださっていました。職人のエキストラも兼ねて出演してるのは、横前造園さんの実際の若い衆です。スタジオの脇で手馴れた手つきで湯屋守様を作る姿に、出演者の皆さんからも応援の声がかかったりして、ずいぶんとはりきって作ったせいもあり、通常の湯屋守様よりちょっと大きめのサービスサイズになっていたようです。

どんな場面で登場するか、どうぞお楽しみにしていてください。

9月1日から始まりました「温泉へGO！」石苔亭いしだスタッフ一同、力いっぱい応援しています。明日の放映が楽しみです。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、頑張ってください。

現場の方のお許しを得まして、湯屋守様と横前造園さんの様子を撮影させてもらいました。

栗矢の無礼講いよいよスタート!!

本日より9月28日まで、阿智村の栗矢神社におきまして「栗矢の無礼講」が行なわれます。

「無礼講」の本来の意味とは、神様が人間を神様のお座敷にあげてくださり、収穫を祝うこの時だけは、人間が神様と同じものを口にできることを言います。ですから「やあやあ、神様、一杯どうでぇ」などと、神様と肩を組みながら飲めるというような無礼なことをすると、それこそ罰が当たってしまいます。

今日は初日ということもあり、関係者全員でお賽銭を上げて、栗矢の神様に約1ヶ月間、無事行事をやることができるようにお願いをしました。

初日の奉納の伝統芸能は、地元阿智村に住む加藤木朗さんの「鶏舞〜とりまい〜」「だんじり囃子」でした。日頃は静かな栗矢神社に、威勢のいい太鼓の音が響き渡りました。するとどこからともなくムササビが舞い降りてきて、拝殿の脇の大きな杉の木の幹に着陸すると、スルスルと木の上のほうに登っていってしまいました。突然の珍客にお客様たちも大喜びでした。

本日の無礼講は、約100人の皆様方が栗矢神社にお出でいただきました。

最後に、参加者全員で今年一年の「無病息災」「天下泰平」「大地新生」「家内安全」を祈願し、「パン、パン」と手をたたく音が、なんとも清々しく神社の境内にこだましました。

東京ギフトショー

売店担当の坂巻さんと若旦那が、今日の朝から東京ビッグサイトで行なわれている「ギフトショー」へ出かけていきました。坂巻さんは東京へは1年ぶりということで、昨日から東京へ営業で行っている若旦那と、新宿で行き会うことができるか心配でしたが、無事合流はできたようです。

石苔亭いしだの売店のコンセプトは3つあります。

「土産」「御大切」「匠の技」

「土産」は、読んで字の通り、土から産まれたものです。この土地で採れたものを産地直送したり、加工してお客様にお届けします。「いしだのカステラ」や、市田柿とマスカルポーネチーズを使った「御玉」などがそうです。

「御大切」は、私たちが使って是非お客様にも教えてたいもの、お分けしたいもの、お届けしたいものです。オーガニックの石鹸「HARRN」の商品や、石苔亭いしだの定番のお香の香りセットなどがそうです。

「匠の技」は、日本の伝統的な技法や、こだわりの製法などでできた一品を売店でご紹介しています。「明珍風鈴」「からくり箱」などがそうです。

坂巻さんは持ちきれないほどのパンフレットをもらって東京から帰ってきました。これから秋に向けての売店商品の選定がこれから始まります。

栗矢の無礼講打合せ

昨晩、9月3日から約1ヶ月間行なわれます「栗矢の無礼講」の、栗矢地区の方々との打合せ会がありました。昨年に引き続き栗矢地区の皆さんが大切にしている栗矢八幡社の拝殿を、昼神温泉に来られたお客様方に特別に開放してくださいます。

栗矢神社に神様を降ろしたり、神様にお帰りいただく祝詞や、参拝される方々を清めていただくのは、栗矢神社の氏子の皆さんです。毎晩、栗矢地区の皆さん方が、昼神温泉から来るお客様をお迎えしてくださいます。

昨晩の打ち合わせでは、祝詞の文を読み上げながら、神官の立ち居振る舞いなどを復習したり、お客様方を迎えるに当たって、神社で用意しておかなければならないことの最終確認などを行ないました。

栗矢地区では今まさに梨やりんごの収穫の最盛期を迎えており、初日から村の方々が「夜市」で、ご来場の皆さんに栗矢の産物のおすそ分けもしていただけるそうです。

9月3日から始まります「栗矢の無礼講」是非いらっしゃってください。昼神温泉にお泊りのお客様でなくても、ご参加はどちら様も無料となっておりますので、どちら様もどうぞお越しくださいませ。