堀金中学校の文化祭を見に行ってきました。若旦那が太鼓を教えた子供たちの舞台があったからです。会場に着くと、赤いTシャツを着た子供たちが、もうステージの横でスタンバイをしていました。
若旦那が声をかけると、子供たちは一様にびっくりしたような表情を浮かべました。本番見に来ることを伝えていなかったのでしょう。それまで緊張でこわばっていた子供たちの表情に笑顔が戻ってきました。
本番が始まりました。最初の1・2年生の太鼓のステージは、緊張のせいか最初からかなりスピードが上がってしまいました。最後にリズムがばらけてしまうかなと心配していましたが、それまでの練習の成果もあったのでしょう。最後までしっかり打ち抜くことができました。
3年生の発表は、とにかく大きな声と太鼓の音が出ていて、聞いているだけで鳥肌が立ってくるような迫力のある舞台でした。ステージが終わって舞台から降りてきた子供たちは、中学校最後の文化祭のステージで、やるだけのことはやったという清々しい表情でした。がんばった後に残るものは、口では言い表すことのできない、気持ちのいい一体感と妙に青く高く感じた秋の空でした。