〜若旦那の日記〜
ここ2週間ぐらいが小学校での運動会ラッシュだったようで、村内で流れているケーブルテレビでも各学校の運動会の様子が放映されている。私も今から6年ほど前は小学校の教師をしていたため、昔を懐かしく思いながらテレビを見ている。
最近では、体育の家庭教師までいるという話を聞いた。スイミングクラブは既に市民権を得ているが、いよいよかけっこの仕方や鉄棒のぶら下がり方まで、家庭教師から教わらなければならない時代になったのかとショックを受けた。
今は小学校で騎馬戦や棒倒しがなくなっているところが多い。中には順位をつけることは悪いことだということで、みんなで手をつないでゴールインするかけっこもある。「運動会」というものをもう一度考えてみたい。運動会とは日頃、鍛えた運動能力の祭典であり、その中で子ども達は成長しなければならない。負けることも味わうだろうし、もっと成長したいと願うこともあるだろう。そこに次の目標が生まれる。なぜなら学校というところは、子ども達が大人になるために、常に自分の目標に向かって「学び育つ」ところだからである。
今の小学校の運動会を見ていて、この運動会を通して子供たちはどんな学びをしているのか考えてしまう。単なるアトラクションにしか見えない。子ども達の成長がわかりずらい。
このままだと日本はダメになるような気がした。
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