今日から1週間石苔亭いしだの客室を一般公開いたします。五感で愉しむ空間の提案ということで、南信州の「風」を感じていただく客室を創ってみました。
床の間には庭に咲いている大山蓮華の花を採ってきて、山野草作家の唐木さんが活けてくださいました。七代目ちきりやの手塚さんがこしらえてくれた漆のちゃぶ台には行灯の光がきれいに写りこんでいます。風に吹かれて明珍風鈴の「チーンチーン」という涼しげな音が、そこに風が確かに存在していることを教えてくれます。
今日一日で50人ほどの方が、この部屋を見学に来てください、アンケートに答えてくださいました。これから1週間、いろんな方からのお声を頂戴しながら、新しい旅館空間の可能性を探っていけたらと思っております。
どうぞお気軽にお寄りくださいませ。
明日13:00から、唐木さんの活花のワークショップと若旦那のこれからの旅館ビジョンについての話が能舞台ロビーにて行なわれます。見学無料となっておりますので、是非みな様お誘い合わせの上お出かけくださいませ。