昨夜は京都の祇園のお茶屋さんで、長野県の銘酒を味わう会があり参加させていただきました。祇園のお茶屋さんといって、はじめはお茶っぱを売っているお店かなと思ったのですが、京都で言うところのお茶屋さんとは、お料理やお酒をいただきながら風情を味わうところをいうそうで、また一つ勉強になりました。
席では長野県産の日本酒が10銘柄以上取り揃えられており、そのひとつひとつ、どのような水を使ってどのような醸造の仕方で・・・など、丁寧に説明をしていただきながら飲んでいきました。長野県に住んでいる私ですが、地元のお酒以外のことは、初めて聞くことが多く、あらためて長野県は広いなと感じさせられました。
少しずつ飲んでいこうと思っていたのですが、どのお酒も美味しくてついつい飲みすぎてしまいます。10銘柄飲み終わる頃にはすっかりいい気分になっていました。すると、「ちょっと三味線でもひきましょか」と、お座敷で三味線の音色に合わせて踊りが始まり、これこそ京都祇園!といった雰囲気に圧倒されました。
私の京都祇園デビューはとても気持ちのいいものとなりました。「また、おいでやっしゃ。」と女将さんに優しく見送っていただき、またこんな幸せな時間を過ごせたらいいなと思いながら家路につきました。
教えていただいたお酒をまた旅館でもお客様方にご紹介していけたらと思っています。
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