本番を迎えました。他社との共同舞台は私どもにとりましてもはじめての試みです。打ち合わせも担当者に任せる中で万全に出来ているのだろうか?と、とりとめも無い不安が朝から私の中に渦巻いておりました。まだまだ、未熟ですね。こういうときに限って予定外の用事が重なり、収めていた不安な感情が本番間直になり露出してしまったんですよね・・・・>0< ほんの些細なことだったかもしれません、が長時間のなか頑張ろうとしてくれているスタッフに対して私の姿勢はとても失礼なことをしてしまったと内心とても後悔をしています。この場を借りてスタッフのみんなにお詫びをしたいと思います。ごめんなさい。そんな後悔の中、アキコ・カンダ先生の舞台を見ていましたら、とても自然に柔らかな空気を感じさせてくれる中自分が立つべき舞台で、ご自身の心を解き放たれている様子を目の当たりにして素晴らしい感動を得ました。その場では何の不安も感じません。おそらく先生は舞台に立たれているときのほうが地上のどこにいるよりも一番自然で、楽な空気なのではないでしょうか?先生は現在69歳だそうです。ダンスをはじめて何年になるのでしょうね?それに比べれば私はまだまだ10年足らずの経験です。いつの頃からか若女将と呼ばれるようになり3年目です。これでめげずにいつの日か、石苔亭いしだが私の舞台となり、ここにいることが一番落ち着くという日が来るよう今を精一杯頑張りたいと思います。それまで30年40年先になるかもしれませんが、どちら様も温かく支えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。