若女将の日記

昼の宴

 

 

 
加藤木様の舞台です。

秋のこの時期になりますと、石苔亭いしだの昼のお食事、日帰りが多く利用されます。

１５名様以上でご利用していただきますと、宴付でお１人様７.３５０円です。

これは非常にお得な料金設定になっています。

 

さて、今日ご紹介しようと思ったことは、本日ご出演していただきました加藤木朗様の舞台、中心で鶏舞いをしていますのは、息子のらいや君です。

今年高校を卒業されます。卒業後は東京へ行き、舞台の勉強をされることになりました。

石苔亭いしだでいつも一緒に舞台に出演してきてくれましたらいや君にお目にかかれるのも、今年いっぱいとなります。

何だかとっても寂しいです。

もちろんまた石苔亭いしだの舞台に立てるチャンスはあると思いますが、今までのようにはいかなくなります。

紫宸殿の宴が始まった約１０年前は、らいや君はまだ舞台には出ていませんでした。

 

１５歳になった年の春、駒つなぎの桜の下でらいや君の決意表明をかね、節目としてこの鶏舞いをまったことを今でも鮮明に覚えています。

それから徐々に石苔亭いしだの舞台に、父加藤木朗さんと出演されるようになり、その成長ぶりを楽しみに見てきたものです。

私達の勝手な思いで行きますと、石苔亭いしだで育ってゆく第１期生という思いです。

今日は久しぶりに舞台を観賞させていただきながら、そんな親心で見させていただきました。

また、同時に以前の私とは少し違って感じたのは、自分にも子供が出来たためか、そこの思いを寄せる加藤木朗さんの父親としての心情に共鳴をするような感覚を持っていました。

親というものは、本当にすごいですね。

わたしなまだまだそんな親にはなれていませんが、子供を１人成人させてゆくだけの道のりを一緒に歩んできたのです。その姿は、どれほどの影響を子供に与えていたことかと････いまさらながらに思います。

どうぞ、石苔亭いしだをご愛顧くださっている皆様も、加藤木家の今後の変わぬご発展をお見守りください。

 

昼神温泉の朝市と紅葉

今、紅葉がいいときです。

朝のすがすがしい空気と山の紅葉に昼神温泉の自然に感謝したくなります。
美しい景色と霧立つ阿智川を眺めながらの足湯

 
ひるがみ茶屋の前

 
朝市の会場が以前お祭り会場だった場所へ引越しとなっています。

きれいに屋根も出来ましたので、是非おおでかけになってみてください。

阿智の黒丑舞い特別参加・・・・

阿智の黒丑舞いが世に誕生し、お披露目をしてから１年、皆様に大好評です。

先週の日曜日には飯田市豊丘村のお祭りに呼ばれ、参加いたしました。

子供達、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄さん、お姉さん、み～んな大喜びです。

 
昨年、丑年の年に世間にお披露目になりました。その時は、舞手を集めるのに苦労してまずは見てもらおうと、石苔亭いしだのスタッフに稽古をつけていただき、行ったものです。

私も頭を持ちました。とにかく重いんです。

それが、今は私達の住む阿智伍和地区で保存会を発足してくださり、今日の舞手は地区の太鼓チームの皆さんです。若くてきれいなおね～さんから、お父さんお母さんが笛や太鼓を叩いてくれています。息もぴったりです。

 
思わぬ方に出会いました。

以前当社に勤めていました平沢愛ちゃんです。

元気そうでした。豊丘村の共立電気さんで今は事務をなさっているそうです。

麻琴は愛ちゃんにとってもかわいがってもらっていました。

少し太ったように見える愛ちゃんに、戸惑いがちの麻琴ですが、私は元気そうな愛ちゃんにあえてとっても嬉しかったです。

 

昼神温泉の朝市で、おはようございます！

先日ご案内しました食味アンケートが実施されました。

 
昨夜のＨＰの打ち合わせが早朝まで行われたので、朝が辛かった･･･

でも「その櫂あった･･･」と思えるほど、多くの方に試食していただき、また多くのコメントをいただきました。

「いつから販売するの？」

などと、嬉しい質問もいただけたようです。

 

麻琴は朝市の皆さんに「大きくなったね～」といっていただき

真太郎は「あら、女の子のようなおかおね～」とお世辞を言っていただき、私も久しぶりに皆さんにご挨拶が出来ました。

 

来週は養命酒さんが行う諏訪にある「くらすわ」で食味アンケートを行う予定でいます。

また詳しい情報をお知らせいたします。是非お出かけください。

 

自宅打ち合わせ

私の中でずーっと気になっていたホームページについて、本日打ち合わせをしました。

夜の９時から自宅に来ていただきました。

もともとは、旅館のロビーでの打ち合わせを予定していたのですが、私が一緒に話を聞き今後の対応に当たるため、急遽自宅にきていただくことになりました。

それまでに何とか子供に寝て盛ろう為、気持ちがあせります。食事の片付けもしないと･･･

下の子が寝てくれ、さ～次上の子を寝かそう！！と思ったところでピンポ～ン。

麻琴は、「はっ！」として「誰か来たよ」と････

麻琴も同席です

さて、ホームページの仕切り直しです。ホームページの目標到着地点

１、毎日更新がされ、生きたＨＰとなること

２、石苔亭いしだのイメージ戦略効果の出るデザインであること

３、お客様が見対情報が厚いＨＰであること

それらを考えてみました。

すると、パソコンの機種によって対応できるつくりになっているかどうか？

や、ナビゲーションといわれるボタンが消えてしまい、お客様が迷いやすい（解りにくい）ページ構成を改善すること。

などなど、基本的な作りこみ方からの問題点もあがってきます。

やはり、専門的な方々とお話をしていると、漠然と日頃思っていることを言うと、その理由や解決策を論理的にしてくれるところがあり、非常にすっきりした気持ちになります。

まだまだ今日話した内容だけでは十分では有りませんが、来年４月を希望納品期日として、もっと話し合いを重ねていくところです。

精一杯やってみます。

楽しみにしていてください。

 

 

 

食味アンケート

石苔亭いしだは今年の初めから農商工連携事業として、朝食や夕食で使わせていただいている２００日名古屋コーチンに養命酒の残渣を飼料として育てた、最高級ブランド鶏について取り組んでおります。

１０月はその第１号サンプル鶏がとれる月です。（２００日ですので、約７ヶ月弱かかります）

２００日育てた雌鳥が、大変良い状態になるということから、設定されています。

先日いのイノシンサン数値の結果も送られてきていました。

その食味アンケートを、昼神温泉の朝市でお客様の皆様からいただく予定でいます。

日次は１１月１４日です。

養命酒の方、池が平牧場社長、当社顧問の逸見尚希が皆様にお願いに当たるかと思います。

正確なアンケートに近づけるため、調理人の腕で味覚が変わらないよう、１人の料理人に調理していただき、率直な肉質の違いについてのお声を聞く予定です。

先入観を与えてはいけませんので多くは語れませんが、一言言わせていただくとしたら･････

「かなり自信あります！！」

そんな気持ちでいます。

是非、興味を持ってくださるようでしたら１１月１４日昼神温泉の朝市でお目にかかりますよう、お願い致します。

東京日帰り・・・・

急な仕事が入りまして、東京へ日帰りで行ってまいりました。

朝10時に新宿で待ち合わせです。

朝を早くに出発しなければならず、私が頼った先は･････

実家の母です。

事情を話しましたら、快く子供を預かってくれました。

しかも、朝が早いという理由で昨晩から3歳の麻琴と2ヶ月の真太郎を預かってくれました。

真太郎はまだ、乳飲子、夜中もお腹がすいたと泣いて呼びます。

麻琴も真太郎にすぐちょっかいを出すので、落ち着いて寝られないと泣き叫ぶこともあります。

それでも、ミルクで対応するから････と引き受けてくれたのです。

母（前女将ですが）には、本当に頭が下がります。

子供をかわいがってくれることももちろん、当てにして頼りっきりであることを許して受け入れてくれること････、私への思いやりを感じます。

そうすると、やはりその気持ちに応えられるよう、仕事も頑張らなくては････と緊張感をいただきます。

 

さて、久しぶりの東京です。

やはり、東京には何かしらのパワーがありますね。

またまた、「欲」のような「やる気！」のようなエネルギーが私の中から湧いてくるような感覚を覚えました。

一つは、子育てをしていたのではなかなか意識しないおしゃれに気を遣いました。

そうすると、皮膚の細胞が活性化するようで、頭がさえてくるような気にすらなります。

日頃はピンとこない発想も、今日は好調です。

仕事も上手くいったと実感します。

時々おしゃれをして、日頃会わない方々とお話しすることも出来ていけるといいですね。

 

 

くらすわ（ショップ）

養命酒製造株式会社の営業するお店「くらすわ」が諏訪湖湖畔にあります。

今回は、農工商連携事業の打ち合わせのためそちらへ行ってまいりました。

 

１階は物販です。

パンが売られていたり、ジャム、かりんとう、お酒、など厳選されたメッセージ性の高い品物がラインナップされています。

２階はレストランです。

いただいてまいりました。私が頼んだのはこちらのプレートランチです。

 
のっているのは、養命酒の残渣を与えてそだった豚肉です。

屋上もありました。

 
お盆に行われる、諏訪湖の花火のベストスポットです。

その時期は当然食事つきでお席を売り出すそうです。

予約は２ヶ月前からだそうです。

結婚式の希望にも対応できるつくりになっています。

店内を見ると、ほとんどが女性です。

伺うところによると、地元の女性客の方々が多く利用してくださる。とおっしゃっていました。支配人の方とお話をさせていただくと、いろいろと研究されてきたことがわかります。

一つ一つに思いが込められており、ストーリーがあります。

これからの可能性を感じさせていただきながら、話もきりがないほどですが、くらすわを後にしてまいりました。

合格しました！！

10月24日に危険物取扱乙種の試験を受けてきました。

これは、旅館を営業する上で必要な資格なのです。

今まで担当してくださっていた方が、定年になられた事がきっかけです。

意外と旅館営業に必要なこうした資格が多くあるのです。

今年の初めから、たまたまこうした指導が多く重なり、誰からも教わってきていなかった私は大変な思いをしました。その都度、しつこく質問したりご指導をいただくために頭を下げたものです。

こうした事は非常に苦手で面倒と感じてしまうところが私にはあります。

まして、機械や電気、理系のことはちんぷんかんぷんです。

それでも、必要であるならば理解するしか有りません。そして管理してゆかなければなりません。だって、女将なんですもの。

そこでこれを期に、だめもとで試験を受けてみたのです。受かるまでやるつもりで････

絶対に不合格だと思っていました。試験問題は少なく、問題集をきちんとやっていれば可能な試験でした。だから、もっときちんと勉強するべきだったと試験直後に後悔したことをはっきり覚えています。とっても、とっても、嬉しかったです。

こんな「やったー」と大声で言いたいような感覚は、ずーっと忘れていた気がします。

これからが大変で責任も重いのでしょうが、まずはこの気分にしばらく浸っていたいと思います。

 

内祝い

真太郎の内祝いの準備を致しました。

今回は悩んだ挙句、新米に致しました。

石苔亭いしだで扱わせていただいている、北穂高農事組合の蓮華米です。

真太郎が誕生した時の3,140ｇのお米を梱包させていただきました。

 

この袋を一緒に用意させていただきました。

 

今は調度新米のシーズンです。

北穂高農事組合　蓮華米の事務所です。

この蓮華米は水分が多く、もっちりしているのが特徴です。

おにぎりなどにして冷えたご飯を食べると、その特徴がよく解ります。

とっても美味しいんです。

 
明日は大安です。

些細な物ですが、いろいろと考えぬいた上での気持ちも届いていただければ嬉しいです。