気持ちの良い年越しを迎えるために館内大掃除があります。スタッフが若い者たちへと移行してきている今、実は私の中には多くの根回しや準備、段取りを上手に行わなければならないという思いが10月にはいった頃から心にありました。
10月、これから好楽シーズンを迎えるために心の準備を・・・・と思っていた頃と平行して、年越しの心配をしていたことが、ついこの間のように思えます。忙しい時期を終えて、ほっと一息つきたいところなのですが・・・・・本当に時間のたつのが早いです。そんなこと言っている前に、とにかく目の前のことを一つづつ行っていかなければなりません。
本日、スタッフ数名と館内の掃除を始めました。とにかく一年間の間に貯まってきた数々の物を、思い切り良く処分することからはじめます。スタッフだけでは処分する物の判断が出来無い物もあります。使わずに置かれていた物を知ることで反省し、次回同じ間違いをしないよう気づくことも出します。
昔は私も大事に取って置くように・・・・という中で生活をしてきていました。母からそのように教わってきています。しかし、大勢のスタッフと共に仕事をしてきますと私なりの気づきが生まれます。職場の良い環境作りをしたいと思うとき、使用しない物と使用する物、大切の保管する物とそうでない物を常に誰が見ても解るように整理整頓された職場を目指したい。
そして、年々処分しなければならない物も減っていくように上手な生活、環境づくりが出来たらすばらしいことです。
旅館業をさせていただいている中で、身の回りのことから自分自身を養う基本的なこととして、整理整頓、掃除が出来る社員教育は私にとって力を入れたいところです。