いよいよ金曜日の野の花の会が迫ってまいりました。今日はその準備に取り掛かります。先生のお弟子さん方も大勢手伝いに来てくださいました。唐木先生は朝早くからご自宅のお庭のお花を切り、明日使おうと用意していらした、沢山のお花や葉っぱ、木等の用意に取り掛かってくださっていらしたと思います。朝10時の時には、車にすべての物を乗せた状態で、石苔亭いしだに到着されました。
運び入れてみると、本当に沢山のお道具です。2日間のこの日のためだけにも先生はこれほどの準備をしてくださっています。たとえ短時間でも、唐木先生は現在、ご自身が備えていらっしゃるすべての力でのぞんでくだっさる方ということが人目で気づかされます。私もそれに答えられるだけのことを精一杯やらなければ・・・・と先生のお姿から学ばせていただきます。
こうした会を開くたびに、石苔亭いしだを通じて出会わせていただいた方々は皆さん人の縁を大切にされ、ご自身の得手とされることを惜しみなく表現してくださることに気がつきます。そうしたお姿は、私たちにとても尊い心を教えてくださっています。言葉ではありません。その心と姿勢です。
素敵な方々のお力で、石苔亭いしだは今もなお支えられているのです。そしてそれがお客様に「おもてなし」という形で、私たち石苔亭いしだのスタッフや空気から伝わることが私の理想です。
とりあえず、私自身の心と姿勢はまだまだ未熟ですが、明日はまず、唐木さち先生の野の花を楽しみにお出かけになってください。
野の花の会で活けられたお花は、次の日曜日(9日)は展示はありませんか? 9日に泊まりで行きますが、自然のお花をぜひ見たいです。
投稿情報: 伊藤公子 | 2007年12 月 7日 (金) 23:00
いつもご宿泊と日記のご愛読誠にありがとうございます。唐木先生は沢山のお道具をお持ち下さり、しつらえてくださいました。その為、お手伝いのお人がいらっしゃるときでないとご不便もあり、本日野の花は大体片付けさせていただきました。それでも、少し残してくださっているお花もございます。明日、その空気を少しでも感じていただければうれしいです。ありがとうございます。楽しみにお待ち申し上げております。
投稿情報: 若女将 | 2007年12 月 8日 (土) 23:00