今朝は朝の7時から、味比べ大会の準備に出かけました。当館から参加する料理人は2番手の橋本副料理長です。指定されている食材は「阿智の黒毛和牛」。
若旦那は、和太鼓でオープニングを飾ります。そして裏方の仕切りや、中野シェフ方のご案内。取材陣には「料理の鉄人」をプロデゥースされた方が取材に来てくださり、地元の報道関係者もあわせ、現場はフラッシュとカメラで本格的だったそうです。
10分おきに料理人が調理に取り組みだします。先頭を切ったのはネバーランドのシェフ桑原幸一郎さんです。参加者は他に昼神温泉温泉の鶴巻荘、丸現(飯田市)、安藤(飯田市)、ひまりの湯(平谷)以上6名でした。優勝者は飯田市で営業をされている安藤さん。ネバーランドの桑原さんと1点差だったそうです。
料理がスタートしてからは、審査員の方々も一言も言葉を発しないほどの緊張感が現場には漂っていたそうです。残念ながら私は旅館にいたため、その場に行くことが出来ませんでしたので、ここで料理を紹介することが出来ません。しかし、生産者の皆さんも料理人たちも思っていた以上にすばらしい大会になったと喜んでいらしたことを伺いました。来年も行われることでしょう。
中野シェフはその後帰られたのですが、私にところに電話を下さって「なかなか良い催しだったよ。来年もやろうね。」とおっしゃってくださいました。最後に今どのあたりですか?とお尋ねしたら「大月だけど、この先渋滞4時間だよ!」とおっしゃっていました。今回の中野シェフのご尽力に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
写真の牛が今回のメイン食材となった「阿智黒毛和牛」です。京都へも出している、非常に信頼のおける上質の牛です。
今回の大会の入場のために飾りつけを行いました。飾りつけは若旦那が生地を買いに出かけ、紫宸殿の宴でもご協力いただいています加藤木明さんの奥様に仕立てていただきました。