夕方降った雨を遠のけ、昨日よりも多くのお客様にお越しいただけました。
今回南信州ではじめて開催されますこの「ほおずき市」は、南信州根羽村のほおずき農家の皆様にご協力いただいています。
本来ならば、規格外として廃棄されていまう「ほおずき」を生産者の方自らが、1本1本丁寧により集めて作られました。
「規格外」って・・・・ちょっと悲しいですよね。自然の物ですからどうしたって同じには行きません。ほおずきの大きさ、人房につくほおずきの数、茎の長さ、そんな条件が少しでも外れると商品にならないそうです。きっとほおずきに限らず、きゅうりやトマト、いろんな野菜や果物もそんな「規格」と言う物に縛られ、無駄になってしまっているのかもしれませんね。
そのことを悲しく感じれれた石苔亭いしだの社長が声を発しました。
8月7日のお盆前に南信州では七夕が行われます。その七夕では皆様の願い事をこめられた短冊をかざりますが、開催する私達「七夕風鈴実行委員会」から南信州から発信する共通の願いを込めることになりました。
「人と自然がうまく折り合いをつけて暮らしてゆけますように」 と・・・
日本人だけが使う
「もったいない」という言葉
「お蔭様で・・・」の心
「申し訳ないね・・・」の言葉に込められた気持ち
そんな日本人の美学を大切に育てたいと言う気持ちから開催されました。
昼神温泉・駒場街道・根羽村・飯田和菓子店の皆さんをはじめ多くの皆様の御参画により2000個以上の七夕風鈴が吊るされました。
この趣旨が多くの皆様に理解され、来年は5000個の七夕風鈴へと思いが広がってゆくことを願っています。
力をあわせて活動をしてくださった、地域の皆様、根羽村の皆様、温泉旅館の皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。お客様はお祭り気分をとても楽しんでいらっしゃいました。
若女将さんは若旦那さんのどこに惚れたんですか??若旦那さんの前職は教師らしいですがどこで出会ったんですか?仲睦まじい夫婦でうらやましいです!!
投稿情報: たぬきち | 2009年8 月10日 (月) 11:55