本日ご紹介しますのは「おとぎ亭光風」さんと「得月」さんです。
光風の女将さんはご自身でも紙芝居や御伽草子の絵などを描かれており、館内には直筆の絵がところどころに飾られています。野の花を摘んできてはひとつひとつ丁寧に活けられています。専務の熊谷さんは茂山千三郎長野県社中で、若旦那と一緒に狂言を習っています。秋に行なわれます「栗矢の無礼講」では、地元狂言「木賊」を若旦那と二人で演じています。春の「早座祭り」や冬の「昼神の御湯」などの企画で、いつも若旦那の力になってくれているのも熊谷さんです。
※今年の早座祭りで狂言を演じる熊谷さん(左)
光風さんに入っている和菓子店は「得月」さんです。
白餡をしっとりと焼き上げた「桃山」 中に白餡を入れた挽茶羊羹「煉羊羹」 中に栗や青梅がまるごと1個入ったおまんじゅうなど、バリエーションにとんだ和菓子をたくさんつくっていらっしゃいます。この夏越の祓いの行事を提案させていただいた当初から協力的に参加してくださり、おかげで昼神温泉と飯田和菓子がタイアップした今回の行事を実現することができました。
梅雨の時期に入り、新緑の緑もその色をなお深くしております。昼神温泉へ来られました際には、飯田の銘菓を楽しみながらのお散歩を楽しまれてみてはいかがでしょうか。どの旅館も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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