毎年、恒例で行なわれる「スパ!ハーレー会」に参加した。前回は記念すべき10回目のツーリングの目的地が石苔亭いしだということで、みんなを迎える立場だったので、あまり走ることができなかったが、今回は福島の磐梯熱海が目的地ということで、愛車のハーレーのコンディションも万全に整え、かなりの意気込みでの参加となった。
ちなみにこんな時とばかり、ちょっとバイクもいじってみた。夜間走行の際にどうしてもフロントライトの明かりだけでは暗いのが気になっていたので、本来ウィンカーが付いていた場所にプロジェクターランプを取り付けてみた。スイッチを入れるとフロント3点に明かりが入ってかなり前方を照らしてくれる。あと、気になっていたシートの下に不自然に出ていたバッテリーのブレイカーレバーのプラスチックケース部分を、中村屋キャラバンの改造の際にもお世話になったファインディグリの木下さんに頼み込んで、もともと日本酒が入っていたアルミのビンを改造したものに移設した。このビンの中にはなんとETCも入っている。
※愛車のファットボーイ!
前回の石苔亭いしだツーリングはあいにくの大雨だった。いつからか私は雨男ではないかという噂まで出ている。
さて、今回は・・・というと、やはり朝から雨が降っている。前日から東京入りしているが、既に昨日から降り出している雨で私は体じゅうびしょ濡れになっていた。なんとかホテルのエアコンをガンガンきかせて衣類を乾かしたものの、ホテルから出たとたん、あっという間に乾いた服がまたずぶ濡れになっていた。ちなみにハーレー乗りはカッパなどは決して着ない。(ちょっとカッパがないことを後悔したが・・・。)
待ち合わせの蓮田サービスエリアに着く頃には、下着までぐっしょり濡れて、冷えた体を温めようと自動販売機へ行ったものの、ポケットに入れてあったお札が濡れていて自動販売機が受け付けてくれなかった。とりあえず日も出てきたのでお札をバイクに貼り付けさせてもらい乾かした。
※一瞬のぞいたお日様の日を浴びて、よみがえる私のお札たち。
蓮田サービスエリアを出てしばらくは好天。白河インターで降りて大内宿へ向かう。
江戸時代の街道の様子を保存した町並みは、妻籠・馬籠宿を見慣れているせいか、どうも映画のセットのようにしか見えない。道路や茅葺屋根の家屋がきれい過ぎるせいだろうか?なにか急にタイムスリップしてここに出現した街道のような不思議な風景だった。この宿場町には信じられない最悪の食べ物がある。それはまた次の話で・・・。
ここまでもなんとか天気はもっている。
※大内宿で少し遅い昼食を食べる。濡れた体はバイクに乗っているうちに乾いていた。
目的地の磐梯熱海温泉の四季彩「一力」に到着。到着直前に雨がまた降り出すが、なんとか滑り込みセーフといった感じ。全員で大浴場で冷えた体を湯船に浸し、旅の疲れを癒した後、宴会場にて夕食を食べる。長旅の後の温泉と美味しい夕食はやはり格別である。この「スパ!ハーレー会」の醍醐味は、この「あめとムチ」の落差に快感を覚えるところにある。
明日は晴れるといいのだが・・・。 2日目に続く・・・。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。