本日の紫宸殿の宴は茂山千三郎先生の舞台です。京都から鈴木さんというお弟子さんを連れてきてくださっています。東京からは本日この舞台を楽しみにとしてバスを借りて宿泊に来てくださったお客様でいっぱいです。本日行われた演目は「寝音曲」です。
歌が上手といわれている者に歌を歌ってもらおうと勧めるが、酒がなければ歌えぬ、女の膝がなければ歌えぬ、とわがままをいい調子にのっていく様を面白おかしく描かれた演目です。
そして茂山千三郎先生の上手な語りで、狂言入門を少々お話いただきます。紫宸殿の宴が毎晩行われるようになり今年の8月で6年目を迎えます。お客様に楽しみの一つとして認知されてきていること、そしてまた、日本の文化として狂言だけではなく全国で活躍されている方々へと和が広がってきていることを実感いたします。
石苔亭いしだの楽しみ方の1つとして今後も頑張ってまいります。楽しみにしていてください。
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