今年10月にイギリス・ロンドンとイタリア・フィレンツェで行なわれる「ネオジャパネスク」の文化イベントの、ティーセレモニー「あい茶会」で使われるお盆のデザインの原案が、ネオジャパネスク文化経済連合会会長の表さんから送られてきました。
さっそく若旦那はそのデザインをもとに、先日お盆のことで相談に行った木曽漆器のちきりやの手塚さんと、電話で打合せを始めました。
「やりたいこと」と「できること」との溝をいかに埋めていくか、そして通常3ヶ月はかかると言われる漆器作品をどうやって1ヶ月半で仕上げるかという点で、メールで連絡を取り合ったり、デッサンを何度も描きなおしながら、いろいろ試行錯誤を繰り返していました。制作期間がないと簡単な方法で仕上げる方法はいくらでもありますが、それでは海外の方々に「これぞ日本の職人技」というものをお見せできません。
いかにギリギリのところまで自分自身を追い込んでいくか?限界を超えたところで何が見えてくるのか?今回、ネオジャパネスクに関わるスタッフの皆さんの取り組む姿勢から、そんな迫力を感じました。
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