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4月24日から石苔亭いしだのウェルカムドリンクが変わります。
これまでお抹茶をお客様にお出ししておりましたが、シャンパンとハーブティーとなります。お抹茶もお召し上がりいただくこともできます。
多くのお客様は遠くから、わざわざこの昼神の地まで足を運んでくださいます。鉄道などの交通の便があまりよくないこともあり、その中でもマイカーでいらっしゃるお客様が多いです。そんな時は、たいていドライバーはだんな様です。
長い道のりを運転ご苦労様でしたという気持ちを込めまして、もう運転しなくてもいいのだから、お酒でも一杯という意味ででシャンパンをお出しすることにしました。もちろん運転をなさらない方でも結構です。
ハーブティーは石苔亭いしだオリジナルのものです。体の疲れをとったりリフレッシュする作用が含まれております。
今日は、シャンパンとハーブティーを入れるグラスを吊り下げるため、喫茶カウンターの上に器具が取り付けられました。何十個もぶるさがったシャンパングラスに照明が当たって乱反射した光が綺麗に映ります。
また、新しいサービスが石苔亭いしだでスタートいたします。
遂に実現いたします。
若旦那が茂山狂言社中に入ってから3年。石苔亭いしだにて長野県社中が始まってもうすぐ半年。そんな中で、若旦那に狂言を教えてくださっている茂山千三郎先生と若旦那の狂言が「紫宸殿の宴」で実現いたします。
演目は、若旦那が初めて観世能楽堂で演じた「柑子」です。
太郎冠者を茂山千三郎先生、主人を若旦那が演じます。
お師匠である千三郎先生を相手に、今から若旦那はかなり緊張して、仕事の秋時間をみては狂言のおさらいをしています。さて、初舞台はどんなふうになるんでしょうか？
千三郎先生と若旦那の狂言「柑子」の初演は4月18日です。
茂山狂言長野県社中のお稽古日に合わせて、ひと月に2公演ございますので、どうぞご覧になってください。
お客様が旅に出かけようとするとき、宿泊する宿を選ばれます。雑誌を見たり、インターネットから検索したり、旅行代理店さんのパンフレットを見たりして、私たちの旅館を選んでいただき、ご来館されるお客様がたくさんいらっしゃいます。それが、私たちの考える「ファーストトリップ」です。
「セカンドトリップ」とは、旅館に来てから始まる「第2の旅の始まり」です。この頃、1泊ではなく2泊・3泊されるお客様方が増えてまいりました。39時間スティのプランで1日まるまるゆっくりとした時間を楽しまれるお客様もたくさんいらっしゃいます。
私たちはせっかくこの南信州の地にお出でになられたお客様に、もっとこの地の風を感じていただいたり、地域の良さに触れていただいたりしながら、旅を満喫していただきたいと思っています。
それはパンフレットやインターネットでは決して味わえない世界です。
今日、お客様を「セカンドトリップ」お誘いするためのオープンカーが、石苔亭いしだに到着いたしました。南信州の風を体いっぱいに受けて一緒に出かけてみるのもいかがでしょうか？
今、たいていのタクシーにはカーナビが付いているんですね。
先日、東京都内でタクシーを利用したとき、こんなことがありました。ちょうど陳 建一さんの赤坂四川飯店へ行くときでした。
運転手さんに店の場所を告げると「電話番号か住所はわかりますか？」と聞かれました。バッグの奥にしまってあった携帯電話を取り出し、「赤坂四川飯店」と検索をして出た電話番号を運転手さんにお伝えすると、その番号をオウム返しに運転手さんは繰り返しながら、カーナビに番号をインプットしていきます。しばらくしますと、画面上に店までのルートと所要時間が映し出されました。
ところが、そのタクシーの運転手さんは信号のある交差点を曲がるたびに「チッ！」と舌打ちするのです。見るからにイライラしています。どうやらカーナビよりも近くて早い道を運転手さん自身が知っているらしく、時々「この道のことかよ…」などとぼやきも入るようになってきました。
昔のタクシーの運転手さんというと、タクシーに乗り込んで「〇〇へ行ってください」と言うと、「はい、〇〇ですね。」とすぐ車をスタートさせてくれ、混んでいる道を避けながら、裏道をスイスイとすり抜けて行ってくれる姿に「プロだな」と感心させられました。
今まではタクシーの運転手さんのそういった知識の深さに「これとっといて。」と渡していた心づけでしたが、今どきのタクシーにはそういったプロ意識というものを感じにくいなぁと思い、おつりをしっかりもらって降りました。
先日、ぽつぽつと咲き始めた桜の花ですが、この2〜3日でほぼ満開に咲きそろいました。今、旅館の前を流れる阿智川沿いの桜並木はピンク一色に染まっています。
ちなみに「さくら」の「さ」はもともと神様という意味を持っています。「くら」は座るという意味です。一説によりますと、温かくなってきて田畑に苗が植えられる季節に山から降りてきた神様が、まだ田植えにはちょっと早いため、木の上に座ってその時期を待っていることから「神様が座っている木」で「さ=神様」+「くら=座る」で「さくら」と呼ばれるようになったと聞いたことがあります。
よく目を凝らして見上げてみると、枝の何処かに神様達が「田植えはまだかぁ。」とぼやきながら、酒盛りでもしているんじゃないでしょうか？
今週の週末から来週あたりが見ごろです。
若旦那は、今「NACS」の委員長です。
「NACS〜ナックス〜」とは、「長野県宿泊施設顧客満足度調査普及推進委員会」という長いなが〜い名前の委員会で、主にホテル旅館のお客様満足度をいかに高めるかという活動をしています。
昨日は松本で「NACS」の会議へ出かけていきました。
これまでお客様からの「この旅館のこんなところはいい！いまいち？」といったアンケートをとる事がこの委員会の活動だったのですが、今回、「NACS」発の「新しい旅館空間」の提案をしていこうということになったらしく、その内容についての話し合いだったようです。
まだ詳しい内容は決まっていませんが、旅館の客室やパブリックスペースを使って、クラフト作家・インテリア作家・音響プロデューサー・活花家など多彩なゲストが一つのテーマに向かって、コラボレーションしていくといった内容らしいです。
どんな空間ができあがるのか？まだまったく見当がつきませんが、どうやら楽しいことになりそうな予感がします。
※若旦那から…6月10日〜1週間、石苔亭いしだで「新しい旅館空間」の提案をさせていただきます。見学は自由。どうぞご覧になってください。詳しくはこれからホームページなどで告知していきます。とりあえず、会議の様子の写真を載せておきます。
