今日の午後、お正月1月1日に行なわれます「元旦祭」準備をいたしました。
ロビーの中央の中庭には青石と赤石が鎮座しておりまして、青石には「和御霊(にぎみたま)様」赤石には「荒御霊(あらみたま)様」がそれぞれ奉られております。
「和御霊」とは、人の心の和する心の象徴で、「荒御霊」とは、人の心の荒ぶる心の象徴だと教えていただいたことがあります。人の心は和する心と荒ぶる心の2つがあります。和する心を持って日々穏やかに暮らしていきたいものですが、私どもの旅館ではどちらの心もしっかりと見つめていこうということで、どちらの神様もおまつりしております。
今日はそれぞれの石の周りにしめ縄を飾ったり、お供え物をしたりしました。毎晩、紫宸殿の宴の行なわれております能舞台にもしめ縄が張られて、ロビーの雰囲気はすっかりお正月の様相に様変わりしました。
いよいよ明日は大晦日。いい年越しができそうです。
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