今日、お正月にお客様をお迎えするための「餅花飾り」を行ないました。
餅花は、その年一年の五穀豊穣を祈って、各家庭で手作りするお正月飾りの一つです。白いお餅と食紅で染めた赤いお餅をひとつひとつ丁寧に柳の枝につけていきます。
お餅が手にくっついて、なかなか餅花をつけるのに苦労しましたが、だんだん紅白のお餅の花の数が増えてくるにつれ、楽しさもつのっていきました。
途中からオーナーや大女将や若旦那も加わって
「そんな大きい花餅じゃダメだぞ。」
「私のほうが上手だわ。」
「おっ、だんだんとコツが分かってきたぞ。」
などと会話をしながら、今年一年あったことをあれやこれや振り返りながらら花餅を飾っていきました。
そう言えば、小さい頃もおせち料理を作るお手伝いをしたり、しめ縄の作り方を教わったりしながら、こうして一年を振り返りながら話をしていたなぁと、なんとなく懐かしく、なんとなく嬉しい気持ちでいる自分がいるのに気が付きました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。