風は冷たくなってまいりましたが、陽がさす良いお天気でしたので子供二人を連れて出かけることにしました。今日こそ娘が満足(=寂しく思わないよう)するように、向かい合って遊んであげよう!!と覚悟をしたのです。
といいつつ、公園に行こうと車を出しながらそのまま、先日退院された村上志津江さんのお宅へ出かけました。
私にとっては、旅館での育ての母のような存在です。今まで長い間石苔亭いしだに貢献してきてくださった方です。ご年齢を考えると、大きな手術をされているのですからやはり、心配です。
頭のどこかで、「いつまでも頼っていてはいけない」
という思いがあるのですが、石苔亭いしだにいらっしゃらなくなる日が来ることを思うと言葉にならない寂しさが湧いてきます。
今のところは、まだそんなことを具体的に話しているわけでは有りませんが、常に頭の隅にある私のそんな思いが、お宅までお邪魔してしまおうという気持ちにさせたのでしょうか?
ず~と今まで仕事をされて生きた方です。病み上がりだとはいえ、1ヶ月ほど仕事をしない生活をしていると、寂しさもあるんじゃないだろうか?不安もあるんじゃないだろうか?
などと勝手に推測をして、あつかましく突然お邪魔してしまいました。
「わー、まこちゃ~ん!」
といつもと変わらず歓迎をしてくださる姿に「ほっ」としました。
しずえさんの美味しい煮物を頂戴しながら、お茶を飲んでお話をしてきました。
麻琴はお孫さんのおもちゃをお借りして、「バアバ、バアバ・・・・」と嬉しそうに遊んではしゃいでいます。
まだ手術に後が、痛々しく感じられますが、いつもと変わらぬ表情に私の心は少し和らぎ「元気でさえいていただけたらいい・・・」という気持ちが自然と湧いてきました。
しずえさんもきっと、お客様の皆様にお目にかかれる日を楽しみにされていることと思います。
完全復帰は検討中だと思いますが、その時はまたよろしくお願い致します。
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