<9月7日栗矢の無礼講初日の様子>
出演者:華樂(和太鼓)
演 目:「草薙(くさなぎ)」「早座神楽(さくらかぐら)
参加者:79名
昨年、最多出演いたしました和太鼓チーム「華樂」の初舞台となりました。栗矢の皆さんからは「今年も楽しみにしてるよ。」「今年はどんな曲を聞かせてくれるんだい。」と声がかけられ、舞台が始まる前から和気あいあいとした雰囲気でした。
華樂の舞台では、4年前に駒つなぎの桜で初めて開催された「早座祭り(さくらまつり)」の際に、出演者全員で演奏された「早座神楽」が奉納されました。篠笛のメロディに乗せた和太鼓の響きに会場からはおおきな拍手が起こりました。
「早座祭り」と「栗矢の無礼講」は、大きな関係性があります。
「早座祭り」は春に行なわれる一年間の五穀豊穣、無病息災などを願う祈願祭。「栗矢の無礼講」は祈願祭に対する感謝祭となっており、この2つの祭りは対となっています。1回目の早座祭りは駒つなぎの桜、2回目は昼神温泉の桜並木、3回目は伊那谷道中、そして今年は伍和の畑を舞台にして行なわれました。
映画監督の宮崎駿監督からは「栗矢の無礼講」を始めるにあたり、こんなコメントをいただいております。
「現代の人は、お願いすることばかりで感謝する心を忘れている。神様にお願いして、その願いを叶えてもらったらきちんとお礼をしなければならない。栗矢で行なわれる秋の感謝祭のようなお祭りを日本人は大切にしなけらばならない。」
早座祭りが1日なのに対して、栗矢の無礼講が約1ヶ月もかけて行なわれるのは、宮崎監督のこのコメントを受けてのものです。先日、宮崎監督のもとに栗矢の無礼講の招待状を直接お届けしてきました。9月はスケジュールが詰まっているとのことでしたが、1日くらいは見に行きたいとおしゃっていました。
栗矢神社には「栗矢神社の主」とも言える大きなムササビが住んでいます。無礼講が始まると、境内の木から木へと飛び移る様子を見ることができます。大きさは小さな座布団くらいです。和太鼓の日が特にムササビが出やすいようですが、今年はまだ見ることはできていません。そのうち境内の賑やかな雰囲気に誘われて顔を見せてくれると思います。
<今宵の栗矢の無礼講の予定>
出演者:品川 聖
演 目:ビオラ・ダ・ガンバ
記:株式会社波兎
逸見尚希
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