昨日は野の花 唐木さち先生のお宅へ行ってきました。横浜へ行っていたため3ヶ月ほどご無沙汰をしてしまっていました。横浜から帰省後も、何かと忙しいことと、気に病むことも多々あり、旅館から出ることなく毎日を淡々と過ごしていたように思います。
日頃も育児があるからと、旅館の仕事を昼過ぎに失礼させていただき、土曜日、日曜日は基本的に仕事を休ませていただいています。(保育園がお休みに為)たとえ仕事の一環といっても、職場を開ける事が少なからず負い目を感じてしまいます。同時に、子供にたいしても負い目を感じてしまいます。
こうして1日出掛ける事は、今の私にとって実は非常に勇気のいることなんですね。
でも、唐木先生のお宅に行って3時間ほど花とだけ向き合っていると、そのうち心が和らいでどこと無く心の中に笑みが湧いてきたように感じました。そのとき、表面にはうっすらと涙が頬を伝うんです。不思議ですね。癒されるって、こういうことなんんですね。
旅館へ起しになる方の中には、同じように知らず知らずのうちに、自分自身を詰まらせてしまっている方もいるはずです。石苔亭いしだは、そういう方の気持ちが、今日の私のようにやわらいでいただけるといいのにな・・・・ そんな事を思って、私も明日からの仕事を頑張ってみようかな。と力をいただきました。
今日は本当に来てよかったです。
たっぷりとした花材を今日は用意出来なかったので、花も心配でしたが何とか先生にも認めていただける花が生けられました。「ものの本質を見極める力がつけば、あるものを生かして、ちょっとした見方を変えるだけで、十分素敵なことができるものです」と、花を使って教えていただきました。
※先生が少し角度をつけてくださったtだけで、様子が変わりました。
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