雨も上って、朝市も活気が出てきたようです。声をかけてみますと「夏休みに入りだすからねー、お客様も増えることと期待しているんだけど・・・・・夏は何処行っちゃったんだろうねー」と話してくれました。
昼神温泉も、なかなか例年のような夏を迎えることが出来ずにいます。雨が上がったといっても、ハッキリしません。
先日のラジオで、最近の集中豪雨のニュースのコメントがありました。
「日本も温暖化の影響なのでしょうか?四季を楽しめていた頃と様子が変わりました。まるで亜熱帯地方のような気候の変化ですね。雨がスコールのように感じられます。」
「そうかー、確かにそれを連想させるような雨が続いているなー。」と感じ、とても不安と寂しさを感じました。日本の四季の美しさを感じられない環境で育てば、人の感性も変わります。
当然未来の子供の生活環境を心配するのですが、もう少し深く掘り下げた時に、石苔亭いしだで求め、追求している「情緒さ」や「おもてなし」の形が、これからの時代にどのように響いてゆくものなのか、今「価値あること」と思っている「事」が、付加価値になっていかなくなるころも出てくるかも知れません・・・そんなことが頭に浮かびました。
私は日本人の持ち備わっている「感性」「詫び、寂」「四季の美しさ」「心の美しさ」が大好きです。今はただただ、地球の自然環境が健全になるために少しづつ動き始めているだろう事を、強く願うばかりです。
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