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お手洗いに行くとズボンをあげるのに一苦労します。親指が痛いんですね・・・・
でも、その痛みがあるからこそ、教わっていることが「身に付いているのかなー」と安心できることも事実です。ここ1.5日程、拇指による指圧が少なく、圧迫はするので力は必要としますが、オイルを使い流す手法の研修があったため、指がお休みしていたんでしょうね。
急に痛くなった感じがしています。今日は、研修の中でもカラダファクトリーのこの道でベテランの“関さん”という方に横になっていただき、私の技術を見ていただきました。所々ご指導をいただきましたが、第一ステップとしてはO.Kをいただきました。関さんは皆さんから“サリーさん”と呼ばれています。(何故でしょうね?)サリーさんは、“神の手”と呼ばれている方です。
私自身「だいぶ体重移動や圧のかけ方も滑らかになってきたかなぁ」と思っても、体の場所によってはやりにくさがあり、思うよぷにいかないところがあるんですよね。そんなところを指導していただくのに、サリーさんの指圧を体験しましたが、今まで受けてきた指圧と全然感じ方が違うことにビックリ!致しました。針とまで細くはありませんが、分厚く難い肉の塊に向かって、芯のあるはっきりとした(ぶれのない)圧が入ってくるんです。これを感じると、力は強く感じるのですが、小手先の力の強い、弱いではないな・・・・やはり技術なんだろうな。と気づきます。
これが「神の手」と呼ばれる理由だと思いました。
サリーさんは日頃、スタッフ養成の指導を担当しているそうです。教え方も大変解りやすいです。そんなサリーさんに今日はO.Kをいただくことが出来ました。『全くの「初めてさん」は「圧」をかけることがなかなか十分に出来なくて苦労しますが、逸見さんは大丈夫です。後はとにかく回数を増やし、自身を持つことです。不安気に体に触れると手に迷いがでて、お客様を不安にさせますし、余計な動作が入り込みます。考えすぎないこと。』とお言葉をいただきました。そして、おまけをくださいました。「逸見さんの手気持ちいい~。お客さんにはこれぐらいがいいのかもね。」と。サリーさんの指導員としての上手なところだとは思うのですがしっかり真に受けて浮かれている自分がいました。
研修の出だしで遅れをとっていたことが一番の不安でしたので、「皆さんに少し追いついたかな」と思え、私を自然と笑顔にしてくれました。
今日で研修丸々2週間がたちました。月曜日は気持ちを新たにして頑張るぞー
研修10日目は、研修所はお休みです。自主練習となります。昨日教えていただいた施術手順を、1からノートにまとめる時間となりました。これが今後のマニュアルとなります。手順が書かれたものがプリントされて全て整えられるということはないのです。
学生時代から大分時間がたっていることと、学生中の私はのんきで、勉強がどうのように必要となるかわからずに過ごしていた私は、久しぶりに「学ぶ」ということに真剣に向かったように感じました。21歳で初めて仕事についた時依頼の感覚です。
「学ぶということは、その道のプロの方から盗み取ること」ですね。
なかなか若旦那のように、楽しく、きれいに、わかり易く書けない事が自分なりには不満なのですが、これが書き上げられないと明日からの研修に遅れをとることになります。今の段階ではまだ出来上がりません。
昼間は、折角横浜に来ているのですからご挨拶がてら、中村屋ラーメンの奥様、麻衣子さんとランチをしました。麻衣子さんも子育て中です。そして、ご主人の中村栄利様は現在ロサンゼルスに新店舗を構えたため長期の留守。麻衣子さんは娘さんの空音(ソラナ)ちゃんと二人でお店と家を守っています。なんとなく似た環境のなか、仕事の話や子供の話で盛り上がりました。
お店は、麻衣子さんの紹介で横浜に新しく出来て、女性客に大変人気だという「カノビアーノ」にご案内していただきました。私は何年振りかというほど、こんなお出かけをしていず、とても新鮮でした。普段着の自分で、石苔亭いしだの若女将としてではなく、個人的な女友達との雰囲気を楽しめるお出かけに、ちょっぴりドキドキ・・・・周りでよく見かける、ちょっとおしゃれもしながら女友達とのランチの時間、ママ友とのランチの時間に、私はずっとあこがれていました。その憧れの中にいます。お付き合い頂いた麻衣子さんに感謝です。グラスワインを一杯だけいただき、ひと時、一人の女性に戻った時間でした。
麻衣子さんは来月辺りからロスのご主人のお手伝いをするため、娘さんと長期ロスへ行かれるそうです。いつか、私達も行ってみたいですよね。どんなお店なんでしょう。中村シェフのバイタリティーとパワフルさにはいつも感心いたします。
昼、息抜きをしてしまいましたので、娘も寝たところで、これからまた研修の予習に取りかかろうと思います。
新しい研修のタイトルは“血液型ボディートリートメント”です。
「意味」わかりますか?
この“血液型”というところが今回若旦那も大変興味深げにしていたところになります。要は聞いて字のごとく、血液型にあわせたボディートリートメントを行おうというのです。若旦那と私達にお話をしてくださった方によると、血液型によって身体に「合う、合わない」食材があるということです。そうした本も出ているようなのですが・・・・聞いたことありますか?
今、私が覚えているところでは、B型は鶏肉、豚肉は身体に合わない(つまり負担をかける)食材だということです。若旦那はトマトジュースがすきなのですが、トマトジュースより、りんごジュースがB型には良いとされているとも言われました。(若旦那はそれ以来大好きだったトマトジュースを控えています)
最近気が付いたのですが、若旦那は意外と信心深いんですよね。言い換えれば思い込みの強い「純粋且つ、単純」といった表現が適しているのかどうなのか・・・・そういったかわいいところがあります。毎朝のニュースにおまけされている「血液型選手権」や「星占い」のコーナーは必ず見てから出勤していますよ。自分に当てはまるところが1位や幸運となると、「よし、今日は頑張るぞー」とか、そうでない時は「今日は人間関係に気をつけなきゃ」とか「ラッキーアイテム」とかを言って出かけていきます。もちろん、あくまでも生活を楽しむ一環としてですけどね。
ちょっと余談が長くなりました・・・・
以前石苔亭いしだにファクトリージャパン子安代表が来られた時、血液型で食材を検討して体の内側からの癒し、治癒についてアプローチが出来るということに興味を持ち、新しいアイデアが生まれたのです。
石苔亭いしだが今創り上げようとしていることは、温泉による癒し、食材を厳選し身体の内側からの癒し、エステと称することが適しているかまだ解りませんが、身体の外側(ボディートリートメント、整圧)からの癒し、そして人(スタッフとお客様)の心のふれあい、これらをトータル的にアプローチしていけることです。
その為に今着々と準備が進められています。私もその一つを横浜でこうして準備に入っています。現地では無農薬の自家栽培野菜収穫のため、畑造りもスタートいたしました。また、結処(フロント)スタッフは温泉療養士という資格の研修も検討中です。
これらが重なり合った時に、石苔亭いしだはどのようなおもてなしが出来るのか、どのようなアプローチが出来るのか、お客様にどのように感じていただけるのか、不安と希望とを重なり合わせて今邁進しています。
研修の様子をお伝えしようと思ったのですが、今回の部分については写真等の公表を今は、控えていただきたいとの研修所からの意向がありましたのでお許しください。
セルライトは全部で80分です。
背面もみ(20分)背面オイル使用セルライト除去(30分)
前面もみ(15分)前面オイル使用セルライト除去(20分)
セルライト除去、といっていますが、それだけを行っているのではありません。主にセルライト除去の働きは足と腕が中心となり、そのほかはマッサージに近いです。やはり全身に疲れがたまりコリがあったのでは、効果が少ないし、お客様の満足につながらないという考えです。
背面は 足⇒おしり⇒背中⇒腰⇒肩⇒腕⇒首⇒頭
前面は 足⇒お腹⇒首⇒頭
と進みます。しかし、ここでも「その客様の身体の状態をしり、どこが辛いところなのかを考えそこを多くやってあげましょう。」だから、基本の流れは教えますが、技術を見につけたら時間配分は自分で調整しましょう。と毎回言われます。
セルライト除去をするときも同じです。オイルをつけながら、目の前のお客様の足は「どの部分のお肉がなければまっすぐなきれいな足になるかなー」ということを自分で考えて、お客様と会話しながら行うようにとの指導です。
「どこを何分、どこを何回」というマニュアルマッサージは絶対にしないでください。と私はこのように受け取っています。若旦那も、基本理念に「お客様の感じ方、お客様の満足」があるからこそ、今回一緒に仕事を行うという思いになったのだと感じました。
今日はセルライトを1人で通しで行いました。(今までは途中途中指導が入ったり、分割したりしていたため、流れが覚えられているか心配です。)すると、あらあら???不思議!!
昨日までと違い、少し自分の身体が滑らかに動いているように感じます。親指の痛さも、痛いのですが「逃げ出したい」と思ったときほどではありません。きちんとやったことは身体が覚え、少しずつでも身についているのだということに気づけ、少しほっとしました。
セルライト除去のポイントは
1、筋肉をしっかり緩めてあげてから、オイルマッサージへと移る
2、リンパの流れを良くすることをイメージしてオイルマッサージを行う
3、リンパ液の流れる速度は血液よりも遅いため、その流れの速度にあわせたオイルマッサージを行う
3、力を入れてはいけない場所には十分気を付けるが、だからといって手を身体から離してしまわない
4、手は常に身体のどこかへ触れ、お客様を不安になせない。また、オイル塗布など手が離れる時は、常にポイントの場所までもどして手をはなす。いろんな場所でいきなり手を離さない
5、ポイントポイントで常にお客様に声がけを行い、マッサージを行っていく
指導を受けながら、こんな点を私なりにまとめてみました。
さて、明日は次の施術を学びます。内容を聞いたらきっと皆さん驚きますよ。
なんと血液型を使った施術だそうです。若旦那が一番興味を持っているところかもしれません。一体どんな方法なんでしょう。楽しみです。
朝起きると体中が痛い。筋肉痛のような、もみ返しのような・・・・まるで油の切れたロボットのようなギシギシした動きになり、思うようにいきません。何より身体がきしみとても辛い。親指は見たところ普通なのですが、普段の2倍の太さかと思うような感覚があります。関節がうまく動かないところを考えるとやはり少し腫れいるのかもしれませんね。
親指は解りますが、肩や腕はどういうことでしょう・・・やはり、余計な力が入っていること、間違った力が入っていることが原因なんでしょうね。「はー」少し落ち込みます。
さて、そんなことはいってられません。今朝も元気に子供を保育園へ連れて行きます。娘を不憫に思い涙、涙。お迎えを約束して早速電車で通勤です。出勤と退勤時のJR線の込みに参加することで仕事への気持ちが高まります。この電車での1コマは、私が旅館で着物に着替える時に似ています。ここで仕事への意識がONになります。
今日もセルライト除去の研修です。腿などに多く見られる脂肪のようなプチプチしたのがセルライトです。
力のかぎりセルライトをつぶしているように見えていたのでどれほど痛いものか・・・・?と想像していました。実際に体験してみると、指圧のような痛みというよりは、皮膚の表面が“ピリピリ”とした痛みが走りました。セルライトは筋肉よりも外側に出来るからだそうです。もちろん痛いんですよ。
また、つぶされたセルライトはリンパへと流れ、腎臓へいき、尿となって排出されるそうです。「セルライトって何なんでしょう?脂肪だと聞いていますが?」と質問すると、血液から分泌される組織液がリンパ液となるのですが、そこにたまってゆく不純物のような物が固まった物と考えればいいそうです。例えば、私達が年を重ねてゆくと血管がだんだん浮き出てくることがありますよね。静脈瘤といわれるものも肌に見える形で現れてきます。あの静脈瘤もきれいに無くすことが出来るんです。
※血管が見えている(右足)と見えなくなった(左足)
よく膝の裏が黒っぽくなっているのは、こうしたマッサージを繰り替えることによってリンパの流れが良くなり色が白くなっていくらしいですよ。
こうした話を聞いていると、「美」とは「健康」が基本だということに気づきます。
昨日私は一瞬頬に涙がつたいました。こんな時に涙を流してしまったことを驚くやら、恥ずかしいやら、情けないやら、「気が緩んでいたのか」と、後悔の念がないとはいえませんが、私の素直な感情だったことは間違いありません。
昨日の午後から、フェイシャルからボディーへと研修内容が移動しました。親切に教えていただいていて、ポイントも頭ではわかっているんです。でも自分で頭に描いているように出来ない。出来ないどころか、親指が痛くて痛くて力を入れたくても出来ない。先生の「そこでもう一押し!!」という言葉を聴きながら、自分でもいわれたことをやってみたいというはやる気持ちと、思っているように出来ない歯がゆさがこみ上げ、指圧をしながら顔の眉間にしわが大きく入ります。その時、気持ちの奥の方で逃げ出したいという気持ちがかすったように感じました。
今回1ヶ月という時間のなかで、研修を完成させ、それを持ち帰り現場で生かしてゆかなければならないという使命が、私の中で大きくのしかかっていました。慣れない生活環境の中での育児と併用して、どこか自分自身で追い込んでいたところも合ったかもしれません。今日は日曜日で研修はお休みです。気持ちをほぐし、気分転換をしようと思います。
※都会の人の多さに娘は“きょとん”としどおしでした。
先日フェイシャルの研修を一旦完成として次の工程へ進む予定でしたが、子供が熱を出してしまい、早退をせざるを得なかったためそれが出来ませんでした。本日は午前中、フェイシャルの最終確認を行い、午後からボディーへと移動しました。
まず、「もみ」というのを一度行い、手順やポイントを教わりました。今まで、フェイシャルの研修をしていただいている横では、他の皆さん方がボディーの研修を行いました。様子は見ていたので「よし、やるぞ!!」という気持ちで張り切ってスタートです。
しかし、午後の時間をめい一杯使って、ボディーの「もみ」の流れが通せただけで終わってしましました。「もみ」は「セルライト除去」をするための最初のステップで、その後オイルを使った「セルライト除去」がまっているため、時間でいうと40分の工程です。
やはり、実際にしてみるとイメージでは判っていたはずなのですが、まず人の身体に圧を加えることが「怖い」「不安」という感情が出てしまいます。そして施術を行うときの姿勢を意識してしまいすぎるため、身体が思うように動きません。そんなこんなで指導を受けるため、時間が数倍かかっていたようです。
一回終わるごとに、私の親指は麻痺したような痛みや痙攣を感じていました。当然、携帯メールやペンを持ての記録が思うように出来ません。今日は、思うように進まなかった自分の現状と干柿を作るのに柿の皮をむいた後のように、親指が固まってしまったことに唖然。
明日も頑張らなくては・・・・
いよいよ横浜は入梅したようですね。日本に四季があることは本当にすばらしいことだと常々感じています。しかし・・・・今の私にはちょっと辛く、うっとおしく感じられてしまいます。ごめんなさい。
レオパレスを借りて娘と横浜生活を行っていますが、ベビーカーを押しながら保育園の荷物と仕事への荷物、帰りは夕食の買い物の荷物を持って雨の中は、非常に辛い。しかも横浜は坂が多いですね。そして、通勤ラッシュの電車の中は湿気で蒸して蒸して・・・・朝から身体がべとべとしてしまい不快感極まりないです。
育児を初めて経験してみて、今まで深く見えていなかった、当たり前の苦労に気づきました。けれど、今回の研修にあたって、立地や気候(梅雨時)といった面について、全く考えていなかった自分が恥ずかしいです。洋服なんかも見当違いのものばかり持ってきてしまった感じで、ちょっと不便しています。
さて、昨夜可能な限りDVDをみて手順とスピードを復習してみましたが、今日フェイシャルについて先生から合格をもらうことが出来るでしょうか?少し不安な気持ちで今日は出勤します。それでは行って来ます。
研修のスタートは、挨拶から始まります。驚きました。手をおへその辺りでしっかりと組み合わせ、「おはようございます」の号令のあと、丁寧なお辞儀をしていました。リズムと手を組む位置は違いますが、石苔亭いしだで徹底事項としている挨拶と基本は同じのようです。
「先見後礼」
でも、何かが違うんです。雰囲気といいましょうか?このままの挨拶がもし石苔亭いしだで行われたとしたら、お客様の傾向も今とは変わっていくように感じます。同じ形をとっていても、挨拶の雰囲気というのは「こうも違って感じられるものか」と気づかされます。そして、スタッフの挨拶が会社の印象、社風のような空気を印象付けてしまうほど、重要なことだと、気づきました。
この場での挨拶から感じ取られるのは、身体を使って施術を行う仕事の皆さんだけあって、体育会系のさばさばした人間関係と時間に厳しく、仕事を軸に仲間としているすがすがしい空気を印象付けてくれます。おかげで慣れない研修内容にも、メリハリがあり緊張感を持続させやすいと思いました。
さて、昨日の復習として実際にフェイシャルを実践してみました。手順がまだ頭に入っていないため、自分が理想としているような滑らかな、満足のできる30分には程遠いですが、最初から最後まで一人で行うことが出来ました。指の使い方、マッサージの方向、ポイントの個所等を一つ一つ確認することが出来、指導していただく先生からも第一ステップのO.Kをいただきました。
私の感想では、この2日で身につけた事を、最大限に生かすために私に必要なのは手順を身体で覚えることです。
何故か妊婦のような写真になっていまい、恥ずかしい写真で本当に申し訳ありません。(言い訳をしますが、洋服のせいですよ!!!)
次はもうボディーの施術に移動しなければいけません。他の皆さんは今日からボディーのセルライト用の施術研修に移りました。