なんと若旦那が、あの宮島の厳島神社の能舞台で、狂言「福の神」を演じます。
4月16日~3日間行なわれます厳島神社桃花祭御神事の三日目の午前中に、若旦那と今回早座祭りにもご参加いただいた京都社中の那須さん、そして同じく京都社中の野口さんの3名で「福の神」を演ずるそうです。
今年の2月の茂山狂言考究会で一度「福の神」を演じているものの、昨日までの「寝音曲」で若旦那の頭からはすっかり「福の神」が抜けているようです。広島に向かう新幹線の中が台詞を思い出す時間だということですが、今回は若旦那の晴れ姿を娘の麻琴にもみせてやろうと、私たち家族も一緒に厳島神社へ同行するため、きっと狂言の練習には手が付かないような気もしています。
昨日、阿智神社で奉納された茂山千三郎先生の「福の神」を見ながら、若旦那は一生懸命、台詞や舞を思い出していました。当日は福の神の面をつけているため、若旦那の表情は見ることはできませんが、晴れの舞台を立派に務めて欲しいものだと思います。お時間がありましたら、どうぞ春の宮島を訪れてみてください。
※写真は早座祭りでの福の神の様子(福の神:茂山千三郎先生)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。