あまり野球に興味のない私も、今回の「ワールドベースボールクラシック」は、手に汗を握って見入っています。先日朝5:00から放映されたキューバ戦の第1戦も、早く起きて応援しました。
昨日、韓国戦で敗退した「侍JAPAN」が、今日は決勝リーグ進出をかけて、再びキューバと対決。キューバの選手は日本人と体格も違い、どうやってこの人達に日本代表が勝つのだろうと、1球1球を凄くヒヤヒヤしながらテレビを見ながら応援していました。
特に緊張するのが、イチロー選手がバッターボックスに立つ場面です。これまで日本の牽引力ともなっていたイチロー選手が毎打席打てないことも残念なことですが、それ以上に一番それを不甲斐なく思っているであろうイチロー選手の心情を察すると、見ている私もいてもたってもいられない気持ちになってきます。
相手のエラーで2点を取り、その後、点を重ねていく中で、やっと7回に13打席ぶりとなるイチロー選手のヒットが出ました。その後の打席では、なんと3塁打を打ちダメ押しの5点目のホームをイチロー選手が踏みました。
試合後のインタビューでイチロー選手が、
「第3打席のバントの失敗でほぼ折れかけていた心がさらに折れた。ほぼ折れかけていた心をギリギリでつなぎ止めた。きょうの結果は天国行きか地獄行きかを決める試合。天国に行けて良かった。流れをくい止めていたのは完全に僕だった。本当に支えてくれて、ありがとうと思った。チームメートがつないでくれるというのはすてき(スポーツ報知より)」
と言っていたという記事を読み、黙ってこの試練に耐え、自分の力でその試練に打ち勝ったイチロー選手の力強い「人間力」を感じました。この調子で、明日の韓国戦も戦い抜いてほしいと思います。
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