4月12日に行なわれます「第3回 早座祭り」の打ち合わせで、上村程野の霜月祭り保存会の皆さんのところへ、若旦那が資料を持って行って来ました。程野の皆さんは1回目の早座祭りからご出演いただいており、この早座祭りの趣旨に賛同してくださっている方々です。
霜月祭りは800年以上の歴史のある伝統文化で、11月~12月にかけて、釜に湯を沸かし、その周りで一晩中、神楽舞いを行なうという、日本の昔ながらの祭りのかたちを今でも伝える、南信州を代表するお祭りです。
今回の早座祭りのテーマが「里を継ぐ者」ということで、過疎化の進む上村でも、この貴重な霜月祭りを後世に伝えるために、様々な試みをしているというお話を、保存会の皆さんが話してくださったそうです。
今回の早座祭りの中ではワークショップとして、一般の方々にも体験していただける簡単な神楽舞いを、霜月神楽の皆さんが教えていただけることになりました。上村の住民でなければ、なかなか教えてもらうことのできない本場の霜月神楽を体験できることは、そうそうあることではありません。南信州全体の多幸を願う奉納祭である早座祭りだからこそ、体験できる貴重な機会だと思います。
なんと今年、程野の霜月神楽保存会の皆さんは、ポーランド・ウクライナでの海外公演へも行かれるそうです。世界にも認められる伝統芸能が、この南信州にあることを心から誇りに思います。
早座祭り2009~里を継ぐ者~
開催期日 4月12日(日)
開催時間 10:00~15:00
開催場所 伊那谷道中特設ステージ
※当日は霜月神楽・地元太鼓・木賊狂言・屋台獅子などの、南信州の伝統芸能を体験できるワークショップを開催いたします。
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