今日は朝から現地の旅行エージェント回り。
事前にアポを入れておいたこともあり、現地では日本人のスタッフが出迎えてくれた。香港における日本への旅行に対する意識をいろんな角度から話していただき、大変勉強になった。以前、台湾へ行ったことがあるが、台湾では温泉があり台湾国内でも温泉施設へ行くことができるといった話を聞いたことがあるが、香港ではまったく温泉がないそうである。日本への旅行目的は大きく分けて2通り。ひとつはショッピング。もうひとつは温泉体験だそうだ。
ショッピングと言っても、香港のいたるところにはブランドショップが立ち並び、日本と同じくらい華やいだ街並みが続く。それでも日本へ香港の人がショッピングへ出かけるのは、今のところアジアでは日本人ファッションが最先端であり、ファッションリーダーとしての日本への憧れが強いからだと聞いた。
温泉体験については、やはり世界共通の「癒しのキーワード」として、最近になってとくに重要な位置を占めてきたをここ香港でも実感した。湯船に全身浸かるという行為は、日本では当たり前の行為である。しかし、体を洗うことを主たる目的としての入浴という考え方が世界のほとんどであることを考えると、お湯に首まで浸かって「あ~極楽。極楽・・・。」という、お風呂に入って一日の疲れを癒すと言う日本人の考え方は、ストレスの多い現代社会においての「究極の癒し」として、世界に認められてき始めている。
それにしても香港の人はせっかちである。タクシーの運転は急なカーブであっても自足60キロでリアタイヤを鳴らしながら爆走する。地下鉄では一秒でも早く乗らないと損だというくらい、ドアが開くと同時に全員が一斉に駆け込む。屋台でものを買う列にはルールがなくその場の力関係で優位性が決まってくるから、知らず知らずに声も大きくなっていく。車のクラクションにしても、携帯電話で話す声にしても、香港全体の音量は日本よりちょっと大きめのような気がした。
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