1月14日~石苔亭いしだでは、これまでにない新しい宿での過ごし方のご提案をさせていただきます。
石苔亭いしだの「雛祭り」です。
能舞台上に約200体の雛人形が飾られ、能舞台の天井からは、2,000体もの吊るし飾りが吊るされます。展示期間は1月14日から4月までと長期間に及びます。この期間中には、能舞台に敷物が敷かれて、お客様に能舞台に上がっていただき、雛人形を近くで眺めていただいたり、記念撮影などもしていただいたりできます。
吊るし飾りは、昨年から職人さんがひとつひとつ手作りで制作をしてくださっており、2,000体の飾り物が仕上がったとの連絡が先日ありました。今は、その飾り物を長い紐に通す作業に入られているそうです。
雛人形を飾る台は、年末に大工さんが作ってきてくださったものを、実際に能舞台の上に並べてみて、若旦那と大工さんとでバランスを見ていました。せっかく能舞台で雛祭りをするのだから、「鏡板の老松」の絵も、雛人形の後ろに見えなくてはならないという若旦那のこだわりから、雛壇は細い格子でできたスケルトンの壇となっています。この格子の中ひとつひとつに雛人形が飾られ、その間から老松の絵も見えるようになっています。
先日の打ち合わせの際には、格子はまだ白木のままでしたが、本番までには朱色に塗られるそうです。天井にも何本かの朱色の格子が設置されて、そこから2,000体の吊るし飾りが吊るされます。今回、吊るし飾りを作ってくださっている、群馬榛東の「地球屋」さんのご協力により、今回の吊るし飾りの中には、昼神温泉や石苔亭いしだならではの吊るし飾りも何種類か特別に入れていただきました。ひとつひとつに意味のある吊るし飾りは、その数の多さや色の美しさばかりではなく、日本人が大切にしてきた心も表しています。
1月13日には全館休館日といたしまして、スタッフ総出で2,000体吊るし飾りの飾り付けを行ないます。14日には完成披露会も予定されておりますので、また近況も兼ねまして、若女将の日記などでお伝えしていきたいと思っております。
実は雛祭り期間中、女性のお客様に、とってもお得な宿泊プランをご用意させていただいております。明日の若女将の日記では、そのプラン内容についてお話したいと思います。一足早く知りたい方は、石苔亭いしだホームページの予約プランを、今晩遅くに覗いてみてください。
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