何ヶ月ぶりに1日お休みをいただきました。
ゆっくり映画も観ることができなかったので、レンタルビデオ屋でDVDを山ほど借りてきて一日中観ていました。今日一日で観た映画の感想を書いてみたいと思います。
■クローバーフィールド・・・ハンディカムで撮影した映像が、ニューヨークを突如襲った怪物への緊迫感を増幅させる。逃げ惑う人目線でストーリーが進行して行くので、通常での映画では有り得ないアングルでの映像が面白かった。それにしてもグラグラと揺れる映像に、ちょっと車酔いをしているような気分になってしまう。映画館で観たら疲れるんだろうな。
■チームバチスタの栄光・・・日本映画だと思って期待して観なかったら結構面白かった。「モニカ」を知っている私にとっては演技している吉川晃司にちょっとびっくりしました。阿部寛の傲慢な態度も限度を超していてかえって気持ちいいくらいでした。最後のどんでん返しの為だけにあるストーリーかな。気楽に観ることができる作品でした。
■クロサギ・・・あまりテレビドラマの劇場版っていうのは観ないんですが、山崎努と竹中直人が出てるっていうだけで観てみました。詐欺師をだます詐欺師っていう設定が面白かったです。ドラマでもきっと十分って感じ。眼光鋭い竹中直人が主演の山下智久のわかりやすい変装にだまされてるのが、納得できず最後まで映画に入り込めなかった。
■紀元前1万年・・・今日観た映画の中でおそらく一番お金がかかっていそうな映画。そして一番面白くなかった映画。予告編で出てくる牙の生えたタイガーが活躍するわけでもなく、マンモスも実は弱かったり、クライマックスもいまいちしっくりこない。主人公の彼女役のカミーラ・ベルが可愛かったくらい。
■最高の人生の見つけ方・・・映画館で見たいと思っていた映画の一つ。渋い2大スターの共演はさすが圧巻。ちょっとジャックニコルソンの出すぎたお腹にはがっかりだが、「死」を通して「生」を全うすることの意味を考えさせられた。自分が死を宣告された時、ここまで開き直って残った時間を楽しむことができたら素晴らしいと思う。人生を楽しむにはただ時間があればいいというわけではないということを気付かせてくれた作品。
■ザ・ミスト・・・スティーブンキング原作の映画。街を突然襲った霧という設定は、小松左京原作の「首都消失」にも似ているところがあるが、この作品は霧の中の怪物やなぜ霧が現れたかという設定が明確になっているため、話の結末が霧にまかれずにいて分かりやすい。この手のバッドエンドの映画は基本的にあまり好きではないかな。
とにかく、ずっと映画を観て過ごした一日でした。こんな日もいいでしょ。
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