若旦那が委員長を務める「長野県顧客満足度調査委員会」通称「NACS〜ナックス〜」の会議が松本で行なわれました。この委員会では、旅館やホテルでの顧客満足度を向上させることを目的としたアンケート調査を行ない、その数値をもとにサービス内容や施設を見直していく活動を行なっています。
今年の3月〜5月にかけて実施されたアンケートの集計がまとまり、施設・サービス・料理などの31項目に分かれた調査結果と、さらに地域・性別・目的などの顧客情報に関連付けされた複雑な数値結果をもとに、今回の調査に参加された施設さんが集まって、様々な可能性についての話し合いがされました。
今回の話し合いの中では、真剣にお客様にとって心地よいサービスを提供しようとしている志の高い旅館・ホテルを、長野県に限らず全国的にNACSの名のもとに終結させ、日本国内における新しいブランドを立ち上げようという話が出されました。ミシュランの格付けレストランが掲載された赤本が日本国内でも出版されたことが先日話題になりました。その他にもチャーミングホテルやルレシャトーなどの、海外におけるホテルブランドはたくさんありましたが、これからNACSが立ち上げようとしている新ブランドは、特定の審査官が隠密で来て審査したり、ある程度の条件を満たした施設が認定されていくていくといったものではなく、あくまでも審査員はその施設をご利用いただいたお客様であるというところが一番肝心なところです。
詳しいことはこれから具体的に始まっていきますが、どうぞご関心のあるご同業者の方は、若旦那まで連絡を取ってみてください。