名古屋コーチンの卵が材料のいしだのカステラを使った新商品「いしだのロールケーキ」の試作第3弾が、飯田の和菓子屋さん「田月」の城田社長が作って下さいました。今回は2回目の試作の時に選ばれた2種類を更に工夫を重ねて作りこんでくれたものです。
ひとつは「生クリームと柚子」を合わせたものです。甘いだけではなく、カステラの甘みを引き立てるようなクリームができないかということで、サワークリームやマスカルポーネなどの試作を積み重ねてみました。若旦那から日本らしい柚子を使ってみたらどうかという提案がなされ、今回の試作第3弾につながったようです。
もうひとつは「チョコレートとブラックペッパー」をカステラで包んだケーキです。ネバーランドの桑原シェフからの提案でできた試作品です。チョコレートが冷やされてパリッとした食感と、胡椒の実が潰れてカリッとする食感が新鮮です。甘いものと辛いものが果たして合うのだろうかと心配でしたが、意外と?胡椒の辛さとビターな甘みと苦味があいまって美味しいケーキでした。
完成のゴールテープが切れるまであと少しのような気がします。
以前、商品の名前やデザインや・・・
選択肢がいくつかある時に・・・
どうやって決めれば良いのか?
「社長が選ばないこと」 だそうです。
理由は・・・
一番 お客様の感覚に遠いから
言い方を変えると・・・
一番 商品の顧客にならない可能性が高いからだそうです。
面白い喩えですね?
要は、どうすれば売れるのか?を評価基準にするのではなく
お客様は、どこの何を評価基準にして選ぶのかを考えろ!
と言うことなんでしょうね!?
投稿情報: 沼です。 | 2008年7 月15日 (火) 23:00
様々な可能性を秘めた今回のいしだの新商品開発だと思います。いろんな人たちの声を聞きながら、お客様に喜んでいたけるようなロールカステラが完成することを願っています。
投稿情報: 若女将 | 2008年7 月19日 (土) 23:00