私たちがかつてお世話になったYMCA国際ホテル専門学校で、若旦那が講義を行ないました。ホテル学校OBが今どのような職場でどんな仕事をしているのかを後輩たちに話すというものです。
若旦那が石苔亭いしだに来てもう8年目。思い返すと毎日が改革の連続だったようにさえ感じます。おそらくこの8年間を語れば1日あっても足りないくらいだと思いますが、今日は旅館の方ではなく、ホテル専攻コースの生徒さんということで、旅館に入る前のディズニーランドで働いていた時の経験や、東京のシェフの皆さんとの出会いのエピソードなどを話したそうです。宮崎駿監督が私たちの子どもの名前を付けてくれた話などでは、生徒さんからの反応も大きかったようで、講義の後の質問の時間では「赤ちゃんの名前はなんですか?」と質問も出たと言っていました。
最後に若旦那から「この学校で習っていることは一流のサービスの理想。それを実現していくためには幾多の困難が待っている。それでもやはり一流を目指す志を忘れてはいけない。一流になりたいと思っていれば、必ず自分の回りに一流になりたい人が集まってくる。反対に毎日愚痴ばかり言っていれば、自分の回りにはそういった仲間が集まってくる。この学校で学んだことを、社会に出ても諦めず貫いて欲しい」という言葉を生徒さん達に送ったそうです。
私たちがこの学校に通っていた頃は、授業中けっこう居眠りをしている人が多かったので、最初若旦那はみんな寝てしまうんじゃないかと心配していましたが、皆さん最後まで授業を真剣に聞いてくれたことが嬉しかったそうです。みんないいサービスマンになってくださいね。
素晴らしいメッセージですね?
一流という考え方
一流を知っている人は
二流にも三流にも対応することが出来ます。
しかし・・・
二流や三流しか知らない人は・・・
一流を知ることは難しいです。
チャンスがなければ・・・。
なぜか?
違う世界がある(一流と言う世界)ということを
知らない場合が多いからです。
言い方を変えると・・・
自分の知っている中での一番が
「一流」だと勘違いしてしまうからです。
一流を知っていれば・・・
一流は常に進歩し、自分の外にあり、お客様によって代わり
いつも歴史の中にある。
変わらずにある。ということに気づくかも知れない。
逆に言えば・・・
今、あるもの「知っているもの」で満足するのが二流で
足りないことを知り、受け入れようとするのが一流ということでしょうか?
投稿情報: 沼です | 2008年7 月15日 (火) 23:00