今日は朝からバスをチャーターしてペナンのホテルの視察に出かけた。
今日視察をしたホテルは2箇所。最初に訪れたイーストオリエンタルホテルは、歴史の古い正統派の英国ホテル。その昔マレーシアはイギリスの領地だったことから、英国の影響を多く受けており、施設内の調度品はオールドイングランドのもので統一されていた。真鍮の取っ手や蛇口はどれも古いものだが、綺麗に磨き込まれており、値段の割には決して広いとはいえない客室であるものの英国らしい品のよさが室内に充満していた。
ガイドさんから「ロビーで大きな声を出してみて。」と言われたが、そんな雰囲気でもないので、軽く手を「パンパン」と打ってみると、ロビーエントランス天井がドーム型になっておりかなりの反響が返ってきた。(写真左が天井の写真)この仕掛け天井がこのホテルの名物らしい。格式あるホテルでもしっかり遊び心を忘れていないところが嬉しかった。
次に視察したのがペナンのシャングリラホテル。昨年訪れたバリ島のホテルと同じティストのリゾートホテル。お決まりのオーシャンビューのプールや贅沢なエステルームがあり、海を眺めながら一日ゆっくりくつろぐための心配りが随所に見られた。シャングリラホテルは2棟に別れており、別館に泊まっている宿泊客は、館内のドリンクがすべてフリーだそうだ。本館に宿泊している客層は別館に入ることはできない。徹底したサービスと明確なサービスの差別化にシャングリラホテルのこだわりが見えた。
ホテルインスペクションから帰り夕方までしばしのフリータイム。夕方からはガーニードライブという地元で有名な屋台村へ出かけ現地の味を堪能した。中国人が多いことからメニューには中華が多い。中でも海老ラーメンやワンタン麺といった麺系の料理が人気だった。明日はランカゥイ島へ自然散策に出かけるか、ちょっと冒険をしてタイの国境越えにチャレンジするか検討中である。