先日成人式に出席したスタッフが、本日出社してまいりました。不思議ですね。贔屓目かも知れませんがなんだか、一回り成長して返ってきたように見えます。とても晴れやかな、すがすがしい表情で挨拶をしてくれました。あるいは、「任せてください!」といった調子で、お客様をおもてなししてくれています。
約3〜4年前あたりから石苔亭いしだのスタッフは全体的に若返りました。その頃から若女将として、スタッフに対する今までにはなかった「思い」が生まれるようになりました。それは「この石苔亭いしだから、結婚という時期を迎えられるようしっかりと教育をしなければ・・・・」という責任感と愛しい思いです。言葉を変えれば「親心」です。また、大切なお子さんをご両親の方からお預かりしているということが私の心に芽生えるようになったのです。現在私に新たな「やりがい」という大きなプレッシャーの原因となっている根源です。
その前までは、私よりも全てにおいて経験のある先輩の方々が多くいらしてくれる中での若女将でした。母である女将もいてくれました。気がつくといつの間にか、そういった方々から引き継ぐようになっていました。とたんに、今までの過去の時間が私の歴史に重なりました。そして未来へつないでゆくようです。確実に今のこの子達の人生と共に、石苔亭いしだの歴史があるのです。
まだまだ教育・指導といったところは私自身が未熟です。しかし、そんなプレシャーを与えてくれる石苔亭いしだの若いスタッフの皆さんに感謝し、共にそれぞれの役割の中で成長してゆけることを幸せに感じます。
まずは成人を迎えられた、麦島君、丹野さん、おめでとうございます。そしてありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
笑顔が可愛い丹野さん、成人おめでとうございます。初々しい新人さんだった頃が懐かしいですね。私達が石苔亭いしだを訪れるたびに成長していったね。これからももっと素敵な大人の女性になって下さい。楽しみにしてます。
投稿情報: 三輪伸明・珠美 | 2008年1 月21日 (月) 23:00