先日阿智村の保健士さんがお越しくださり、麻琴の検診をしてくださいました。2ヶ月と12日(生後73日)現在、体重5390グラム、身長60センチ、1日平均28グラムの増加ということになりました。今のところすべて母乳です。忙しくて自分の食事を省いてしまうこともあり、そんな時は、麻琴は寝ていてくれる間隔が短く、満足に母乳が出ていないのかな?と心配がありましたが、今回の検診で標準であることが解り、とても安心しました。
だんだん知恵がついてきたように見える子供と、これからどんなリズムで生活をしてゆくことがベストなのかと、私はついついくどい程に保健士さんに真剣に聞いています。何しろ一度旅館に行ってしまうと時間も忘れて、自分のことも、麻琴のことも後回しにして遅くまでいてしまいます。そして、麻琴とすごす時間がないことにとてつもなく寂しさを感じてしまうのです。
こうした、だらだらした勤務の仕方というのは、決していい仕事をしているわけではないと感じます。会社にも返って迷惑をかけているかもしれません。これではいけないと自分を戒めているところです。
ふっと、お宮参りの時の写真を見ると随分と成長している麻琴の姿に驚きました。時間というのは日々どれだけ動いているかが目盛りとして見えない分、自分が思っている以上に早く過ぎている=寿命に近づいている事を、麻琴の成長から気づきました。赤ちゃんの0ヶ月〜1、2ヶ月の成長振りを知ると、そのことがよくわかります。1日1日がどれほど尊い時間なのか忘れていた気がします。
旅館にお越しくださるお客様にとっても同じことです。私たちはそんなお客様の尊い時間をお金にして売っていることになります。石苔亭いしだは客様に何を売っているのでしょう?そんな課題を問いながら、自分たちの仕事に誇りを持って過ごして行きたいです。
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