午前中の接客が終わった後、和(やわらぎ)スタッフの皆さんと少しお話をさせて頂きました。私もいよいよ妊娠34週目を目前にし、現場との今後のかかわり方を伝え、スタッフの皆に気持ちよく石苔亭いしだを引っ張っていってもらわなくてはなりません。
言葉で伝える事はとても大事な事だとおもっています。半面、自分の「思い」「伝えたい事」を表現するのは、社長と比べると私は大変へたくそであります。(笑)
でも、一生懸命心を込めて話しました。
私から皆さんに守って頂きたい、意識して仕事をしていただきたい約束を3つ
1. 「先見後礼」を身に付け、お客様に出会ったときは必ず立ち止まり、一呼吸してご挨拶をすること
2. お辞儀の仕方、教えた事が身に付くよう常に意識してお辞儀をすること
(ポイントは頭を上げるときにのほうが意識してゆっくりと)
3. 人、仲間をよく観察して自分の理想の姿をイメージすること
現在社長を中心に、部長と各G長が代表して、スタッフへの日々の仕事の内容や改善点、お客様との対応を指導してくれています。私は、そうした部分とは視点を変え皆に伝えたいことがありました。
石苔亭いしだにお越しくださるお客様を「おもてなし」する、スタッフ1人1人の心の寄せ方?といえばいいでしょうか。スタッフの「人間性=思い」からにじみ出てつくりあげられる石苔亭いしだの「空気」があるということを理解してもらいたいのです。
「石苔亭いしだで出会った私たちが皆、お互いを高めあう良き影響を与え合う仲間であって欲しいという事。そのためには、それぞれが自分に期待と興味と魅力を抱き続け、心の成熟を目指す人であって欲しい」
そんな人へと成長してゆくために、誰もができる難しくない事、それが上記に上げた3つの事をまず身に付けてゆく事でした。含まれている意味はこの2つです。
○ 当たり前の事を当たり前に(意識せずに)、丁寧に自然と、正確に出きる自分を育てる
○ 何事も、事の始まりよりも、事の終わりに心を寄せ、心をのこす その美しさを知ること
上手に話せたか不安はありますが、きっと、皆に伝わってくれたと信じます。ご来館のお客様、もし私が願っている事が館内でスタッフから感じられる事実がありましたら是非ご一報下さいませ。私もまた、皆に伝えたことを自分の生涯の勉強と思い努力している一人でございます。
人は他から情報を受け入れる際に、一旦、自分の辞書で翻訳してから理解をします。 自分の辞書は元々あるものではなく、自分の足りない知識、知恵、足りないということを理解して補う努力によって育てられるものなのです。 ゆえに誤解が生じ、新たな発見が生まれます。 社長やおかみさんの背中、いつもご来場いただく、縁の方々をスタッフの方々が見ることによって、すでにおかみさんが何を言わんとしているのか、十分に伝わっていることでしょう。 さらに素晴らしい「いしだ」になりますね。
投稿情報: 沼倉勉 | 2007年6 月24日 (日) 23:00
ありがとうございます。こうして気にかけてくださる皆様の支えが合り、一緒になって向上してゆけることを心より感謝申し上げます。
投稿情報: 若女将 | 2007年6 月25日 (月) 23:00