今年3回目となります「匠の饗宴」は、リストランテ・HIROの山田シェフです。今回は、ネオジャパネスクの文化イベントで、フィレンツェにて日伊の料理コラボレーションで活躍した桑原シェフも参加しての料理企画となりました。
今年の「匠の饗宴」のテーマはズバリ「JAPAN」です。イタリア料理でどのように日本を表現するかというところが今回の目玉でした。メニューは以下の通りです。
◆ポルチーニ 一口リゾット
◆冷製ビーフンカラスミ風味・洋風手毬寿司・阿智村サーモン鱒イクラ添え
◆才巻海老粥染・炙り干子
◆かわり茶碗蒸ロワイヤル風・マッシュルームソース・焼き白子
◆河豚サラダ風造り
◆窒息鴨ソテー・香草・二色胡椒
◆甘鯛巻織蒸し・雲丹クリームふわふわ
◆猪のラグーソーススパゲッティーニ
◆蟹焼きおにぎり茶漬け
◆市田柿とティラミスの出会い・金時芋汁粉・ちぎりそば
◆ゴルゴンゾーラ・百合根蜂蜜かけ・高知産柚子天ぷら
今回の饗宴でこれまでと一番違ったことは、前菜の3点盛りと最後のデザートが3人の料理人の合作だったり、長田板長のこしらえた名古屋コーチンの茶碗蒸しに桑原シェフの濃厚なソースが乗ったりと、それぞれの料理人が一品料理の中でもコラボレーションしていたということです。直接会って話しをしたり、いい食材が入ると電話連絡しあったりして、準備段階からかなり時間をかけて、今回の料理企画当日を迎えました。
メニューを見ていただいてもわかるように、テーマの「JAPAN」に迫る一品一品、工夫されたお料理で、お客様から「初めて食べる味だ。」「日本ともイタリアンとも違う新鮮な感動のある献立だった。」など、たくさんのご感想をいただきました。
次は来年3月の計画されております、陳建一料理長と長田板長による「匠の饗宴」です。どんな料理になるのか今から楽しみです。
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