海外では「漆器」のことが「ジャパン」と呼ばれているそうです。今日、食器のノリタケの中島さんと若旦那が話をしている中で、新しい食器の提案がされました。ノリタケの食器と木曽の漆工芸のコラボレートです。
漆塗りは日本を代表する塗り物です。ノリタケの食器も長い歴史に裏づけされた焼き方製法を持つ日本を代表する陶器です。最近ではガラスに漆を塗ったり、ウレタン樹脂などにも漆を塗ったりする技術も進んでいるそうで、陶器に漆を塗る製法は「陶胎〜とうたい〜」といい実際にあるそうです。
「漆」というとなにか扱いづらい工芸品というイメージがありますが、実際には水に強く、塗料としては大変丈夫なものだそうです。なかなか日本の伝統工芸品でありながら、日本人に使われていない「漆」をもっと手にとって使ってもらえたら、もっとその質感の良さを感じてもらえたら…と若旦那が思ったのは、先日、参加してきたネオジャパネスクの文化イベントの影響かと思います。
ツルツルした陶器に漆が本当にうまく乗るのかわかりませんが、さっそく17日に職人さんたちが集まって、「陶胎」の可能性について話し合いを持つそうです。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。