石苔亭いしだで毎年恒例となっております、玄関前の庭木の剪定が昨日から始まっております。庭木屋さんが高い松の木の上に登り、一つ一つの枝を丁寧に整えてくれているのを見ていると、まるで子どもが床屋でおとなしく髪の毛を切ってもらっているようにも見えて、少しおかしくなりました。
今年の冬に石苔亭いしだの玄関前の風景が大きく変わる計画があります。門をくぐったところから、両側に紅葉の木を植えて小径を作って雰囲気を出すということです。ということは、20年以上見慣れてきた玄関前の庭の景色も、今年で見納めと言うことになります。どんな庭の風景になるのかという楽しみな気持ちと、ちょっと寂しい気持ちが複雑に入り混じります。
石苔亭いしだの玄関前の庭木の剪定が終わると、私たちの旅館は本格的な冬の支度に入ります。来月早々には玄関に注連縄が飾られたり、畳の交換や館内の大掃除が始まります。
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