今日から本格的なネオジャパネスクのイベントのためのリハーサルが始まった。リハーサル室で顔合わせを行ったのは、どれも舞台の世界では世界に通用するような人ばかりで、その緊迫した雰囲気に圧倒される。私はいち旅館の若旦那である。
他のみんなはトウシューズを履いた劇団のトップダンサーだったり、リハーサルに入るなり発声練習を自主的に始めるようなプロの歌手だったり正真正銘のプロ集団。さっきまで一緒に雑談をしていた和力のメンバーも、目つきが変わりプロとして、舞台監督が求めるものはなのかを見つけ出そうと必死になっている。
自分にはどんな表現ができるのかと不安になる。初めての世界のプロとの共演に、ただただ舞台監督の言われるままに動きの確認をしただけの今日のリハーサルだったような気がする。
今夜、舞台演出の意図をもう一度読み込みなおす必要がある。そして私の中に流れる「和」のDNAを見直す必要があると感じた。今日は惨敗って感じです。
いつもお世話になっている、和力の加藤木朗の父です。「若女将の日記」を愛読しています。いつもお客様の視線に立って切磋琢磨している、皆様の姿には感銘しています。プロに徹し、自らに妥協しない毎日が伝わってきます。
今回のイギリス・イタリア訪問の「若旦那の日記」を、和力のHP「時々刻々」に要旨を転載させていただいてもよろしいでしょうか。
投稿情報: 加藤木 照公 | 2006年10 月 6日 (金) 23:00
加藤木様、有難うございます。転載していただいて結構です。音楽監督のアンドリューさんに和力の皆さんが直談判して、和太鼓や三味線の生音がかなり舞台の音響として採用されています。今日、やっと太鼓が全部揃いました。昨日までは太鼓が一つしかなく床や椅子を叩いていたんです。これからがいよいよ和力の皆さんの本領発揮です。
投稿情報: 若旦那 | 2006年10 月 6日 (金) 23:00
若旦那頑張れ!
投稿情報: 応援団 | 2006年10 月 6日 (金) 23:00
応援団さん有難うございます。こんな機会はなかなかありませんから、精一杯世界のレベルを感じながらじたばたしてきます。
投稿情報: 若旦那 | 2006年10 月 6日 (金) 23:00