ネオジャパネスクのリハーサルを夕方まで行ない、今日はウィンブルドンにあるロンドン在住の渡部さん宅で和力の皆さんの太鼓演奏があった。和力の加藤木さんの知人からの紹介で今回の公演が決まったわけだが、間際で決まったにも関わらず、ご近所に声をかけていただき、小さなお子さん含め20人ほどの観客の中での公演となった。
海外へ行って観光地をまわっても、なかなか一般のご家庭にお邪魔をする機会はないため、なんだか自分のことのように嬉しい気持ちになった。演目は「鶏舞」「津軽三味線」「獅子舞」とバラエティー豊かなもので、子供たちの視線は和力の一挙手一動に釘付けだった。
現地に住んでいる日本人の方にも、こんな近くでこんな伝統芸能を見せてもらえることはないと絶賛していただいた。
渡辺さん宅での太鼓公演を観ながら、国境を越え言葉は通じなくても、直接、心に響くものはあるのだなということを実感した。小手先のことではなく、表現するものが「本物」であったなら、国が違っても、大人であっても子供であってもなにか必ず伝わる。必ず残るものだということがわかった。
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