〜若旦那の日記〜
ニュースが若い女性教師の自殺を伝えていた。
精神的・肉体的な疲労が原因とのこと。保護者からの執拗な教師批判や学校側の姿勢がどうであったのかとの報道がされた。
子どもが自殺をすると担任教師が責められ、教師が自殺すると保護者が責められる。命を絶った者が正しくて、残った者の中から悪者を探すという今の日本の体質に嫌気がさしてくる。現代は、自分の命を絶たなければ、誰もその苦しみに振り向いてくれない。
もっと懸命に今と戦っている人の心に寄り添いたい。悩んでいる人の話を聞きたい。一緒に手をとって歩き出したい。くよくよするなよと肩を叩いてあげたい。
北朝鮮が全世界に緊張感を与えている。アメリカが大規模な空爆をにおわせる報道を行い圧力をかけている。今回も誰かの命が失なわなければ本当のことを考えようとはしないのだろう。潜在的にどんな人の心にも闘争本能は宿っている。だからこそ人は、心の中の「温かい部分」を使って考える努力を怠ってはいけないと思う。
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