昨日、ダメだしされたネオジャパネスクの和菓子ですが、反省会の中でこんな話が出されました。
「とらやの羊かんを作ろうとしても、京都の干菓子を作ろうとしても、決してそれを越えることはできない。よその物を真似てそれらしく作るのではなく、自分達の地元に根付いている和菓子を見直してみたらどうか?それだったら、どこにも負けないものが作れるはずだ。」
あらためてこの地域に愛されている和菓子は何かとお菓子の名前を挙げていくと、「あっ!」とメンバー一同、頭に浮かぶお菓子が思いつきました。
「天麩羅まんじゅう」
ここらへんでは、あんこの入ったおまんじゅうを天麩羅であげて食べます。私達はそれが当たり前ですが、他の地域の人から見ると考えられない食べ方だと言う話を聞いたことがあります。天麩羅で揚げたおまんじゅうは、皮が香ばしくなる上に、中のあんこの甘みも増して、同じおまんじゅうでもまったく別の食感と味わいで食べることができる優れものです。
さっそく和菓子のプロジェクトチームは、和菓子屋さんの「田月」に集合して、試作品の制作に取りかかりました。おまんじゅうの中身を変えたり、ころもを変えたり、色合いを変えたりしてうちに、これまでにはない手応えを感じてきたようです。ここにひとひねり加えた添え物をして、明後日、大阪の表会長の家までプレゼンに行くそうです。
私は和菓子が大好きでこれまでいろんなものを食べてきましたが、おまんじゅうをテンプラで揚げて食べるというのははじめて知りました。日記の写真を見るだけでこちらまで、おまんじゅうの皮が揚がった香りがしてくるようです。そちらに行ったらどこかで食べることはできるのでしょうか?是非、自宅でもやってみたいと思います。
海外の皆さんにも日本のおいしい和菓子を食べてもらってください。
投稿情報: 和菓子大好き | 2006年9 月 9日 (土) 23:00
どんな結果になるか分かりませんが、地元のお菓子ということで、やっと自分達のスタンスで勝負ができます。ただ心配なのがこの田舎菓子がどこまで通用するかということです。ゼッタイ美味しい和菓子を作ります。
投稿情報: 若旦那 | 2006年9 月11日 (月) 23:00