本日、全社員が大広間に集まっての8月の全体ミーティングが開かれました。
その中で、若旦那からこんな話がありました。
「お客様のニーズはこれからもっと多様化していくだろう。それぞれお客様が想い描く旅のスタイルも10人いたら10人とも違う。それなのに旅館が、『はい、何名様ですか?チェックインは3時です。夕食は6時からです。なにかお口に合わないものはございませんか。』でもないだろう。予約の時点からお客様にとっての旅は始まっている。お客様がどんな旅をしたくて、どんな想い出を作りたいのかを聞き、私たち旅館側が、そのお客様の願いが叶うために、私たちはなにができるのかをもっともっと考えなければならない。」
鬼灯(ほうずき=調理場)に対して、お客様から食べたいものをオーダーされたとき、何日前までならその食材を間に合わせることができるかという質問が出され、お品書きありきではない、お客様が召し上がりたい食材から、その客様だけの会席料理をご提供できないかという要望も、若旦那から出されました。
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