昨晩から降り続いた大雨の影響で、朝から高速道路や鉄道が止まってしまいました。土砂崩れも県内のあちこちでありました。お客様を乗せた高速バスが、途中で引き返すことになり、本日お泊りのはずだったお客様も来ることができなくなってしまいました。
旅館の前を流れる阿智川は、まっ茶色の濁流となって川岸までその水位を増してました。「ゴーン、ゴーン」と地響きのような音が聞こえてくるのは、川の底で流されてきた大きな石がぶつかり合う音です。川土を含んだ水があたりに泥の匂いが充満しました。
午後になりやっと雨も小降りになってきて、道路の規制もだんだんと解除され、日常の生活にまた戻りつつあります。ニュースでこれからこの豪雨がもたらした被害について報道がされると思います。あらためて自然の驚異に驚かされた今回の豪雨でした。
先週の土曜日に阿智村へ久しぶりにおじゃました、のんびりゆっくりと時間が止まってしまった様な気分でとても 幸せな気分でした。あの美しい村が この雨で壊れないようにお祈りいたします。また、一度 石田亭にもお世話になりたいと思います。
投稿情報: 石田たみこ | 2006年7 月20日 (木) 23:00
ご心配頂きまして有難うございます。お蔭様で昼神温泉のあたりは大きな被害も無く過ごさせていただいております。私は生まれて初めての長野県の天災を身近に感じ少々同様しております。そしてこんなときは、自然の中において己の無力さを感じます。そして感謝します。今を誠実に人と関わりながら生きてこそ、ちっぽけな自分の存在にも大きな価値を感じられるような気が致しました。このように皆様にお声をかけていただき、本当に感謝申し上げます。
投稿情報: 若女将 | 2006年7 月21日 (金) 23:00