今日、NACS(長野県顧客満足度調査委員会)主催の「五感で愉しむ旅館空間」の企画を行なっている鹿教湯温泉の斎藤ホテルさんと戸倉上山田温泉の滝の湯さんの見学へ行ってきました。
斎藤ホテルさんでは、お昼の中華バイキングとピアノとフルートの生演奏を合わせたとても優雅なランチタイムの風景を拝見させていただきました。窓の外には、川沿いの緑がまぶしく、まるでどこかの外国へでも来たかのような雰囲気でした。聴覚と味覚と視覚があいまってとても幸せな気分にさせてくれるような、斎藤ホテルさんの提案だったように思いました。
滝の湯さんでは、森獏朗さんの版画作品と客室空間のコラボレーションでした。客室に置いてある囲炉裏と森さんの作品の素朴さがが、なんともいえない温かな雰囲気をかもし出していました。上手に庭の景色やお風呂からの景色なども作ってあるのを見て、経営者の工夫次第で旅館空間は、どんどん素晴らしいものになっていくんだなと感じました。
常にお客様にとってなにが最良かを考えている旅館ホテルと、これでいいんだと考えることをやめてしまっているところとは、なにかそこに漂っている空気が違っているように思います。今週からは北ブロックの白馬の五龍館さんからの提案です。どんな提案なのか楽しみです。皆さんも足を運んでみてください。
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